龍宮城、メンバー総出演ドラマでチャンス掴むか？　過去にはSixTONES、げんじぶらの例も

EBiDANメンバーが多数出演『FAKE MOTION』

　「卓球戦国時代」となった東京を舞台としたドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』（日本テレビ系）。今作にはDISH//、超特急、さくらしめじ、SUPER★DRAGONなど恵比寿学園男子部（EBiDAN）のメンバーが多数登場した（DISH//は2022年8月をもってEBiDANを卒業）。メンバー同士が同じチームの仲間である場合もあれば、対立するチームの場合も。普段活動しているグループ内ではなかなか目のすることができない関係性も垣間見ることができたのはファンとしても興味深いところ。

　今作はドラマのみならず、漫画、舞台、楽曲、ライブと総合エンターテインメントプロジェクトとして展開されていった。

原因は自分にある。は オムニバス形式で登場

　この夏に放送された『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call 〜寝不足の原因は自分にある。〜』（テレビ東京系）は原因は自分にある。のメンバーが登場。メンバーが“沼オトコ”を演じ、彼らにハマッていく“沼落ちオンナ”の関係を描いたオムニバスドラマだ。原因は自分にある。のメンバーがそれぞれ演じるのは、「相手を沼らせてしまう癖があるけれど魅力ある男性」たち。7人が揃って出演することはないが、メンバーの個性を生かした役柄となっており、もともとグループのファンも、そうでなかった人も彼らの新しい魅力に気がつくきっかけになったのではないだろうか。

　グループとして名前を知ってはいても、なかなかメンバー全員をチェックすることは、新しいグループであればあるほど難しいもの。しかし、ドラマで見ることによって、個々の魅力を享受することができ、理解も深まっていく。主役のポジションでなくても、個性が立っていれば視聴者の目に留まる。グループのファンではなかったとしても、メンバーからグループにハマっていくパターンもある。

　冒頭でふれた『秘密を持った少年たち』は、この後音楽劇の上演も予定されている。この作品を経て龍宮城はどのように変化するのか、注目したい。