BTS V・SUGA、日本のバラエティ番組で見える親しみやすさ 世界的スターがお茶の間に届けるあたたかい雰囲気

 BTSのVが10月1日、バラエティ番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)に出演し、愛らしい姿でお茶の間を魅了した。自身初となるソロアルバム『Layover』をリリースしたV。そのプロモーションだけではとどまらないサービス精神を見せてくれた。

 同番組では、これまでゲストの会いたかった人が壁を突き破って登場する「壁破りドッキリ」を行なってきた。しかし、Vはまさか自分がそのターゲットになるとは思いもよらず、ニセ番組のインタビューに丁寧に答えていく。

 Vが会いたいと願っていたのは、大相撲を題材にしたドラマ『サンクチュアリ -聖域-』(Netflix)で主演を務めた俳優の一ノ瀬ワタル。インタビュー中にも「(ドラマを観て)ファンになりました」「一緒にご飯を食べてください」と熱烈にアピールする姿が映し出される。その言葉を壁越しに聞いた一ノ瀬も思わず頬が緩んでしまうのだった。

 そして、いよいよ一ノ瀬が壁を突き破ると、大きな音に体をビクッとさせた後、手を口元に持っていき目を見開いて驚くV。だが、一ノ瀬の姿を確認するとすぐに状況を理解したのか、立ち上がって一ノ瀬に寄り添い「ワオ!」と嬉しそうな笑顔に。また「大ファンです」と手を差し伸べて握手をすると、今度はニヤリと何か思いついた表情を浮かべてドラマにちなんで力士の動きを真似してみせる。これには一ノ瀬も負けじと同じ動きを見せ、初対面とは思えない穏やかな空気となった。

 Vも夢中になるほど、多くの視聴者に愛された『サンクチュアリ -聖域-』。しかし、一ノ瀬は全くモテる兆しがないのだという。そこで、世界中の人を魅了してやまないVに、モテるためのアドバイスを求めると、「韓国に来てください。韓国でバラエティ番組に出てください」と思わぬ方向からの提案が。驚いた一ノ瀬が「一緒に出演してくれますか?」と問うと、「もちろんです」と快諾。そんな一気に距離を縮めていくVに、一ノ瀬もメロメロだ。

 番組では、さらにVが一ノ瀬のために全身コーディネートをすることに。ファッションが好きなVは「任せて! 任せろ!」とノリノリな様子なのが見ているこちらも楽しくなってくる。そして、1万円以内という条件にも関わらず、一ノ瀬の魅力を引き出す全身コーディネートを完成させるV。その喜びを共演者みんなとハイタッチして共有するところにも、Vの人懐っこさが見てとれた。

 さらにエンディングでは「あとでご飯を一緒に食べましょう。僕たちのコンサートがあったら来てください」と、Vのほうから声をかける姿も。これには一ノ瀬も「もう友達ってこと?」と大興奮。実際に、連絡先を交換し、韓国での再会を約束したという。

 ちなみに、オンエア後には壁破りドッキリで毎回オーバーリアクションを見せることでおなじみの森圭介アナウンサーとの2ショット写真がSNSに投稿されていたV。過去のリアクション映像を見ながら「演技ね!」と飾らない言葉で感想を言って笑いを誘ったところも、森アナウンサーとしてはうれしいイジりだったに違いない。

 Vは、9月21日には『めざましテレビ』(フジテレビ系)でSnow Manの目黒蓮と対談したことでも大きな話題になった。ここでも、Vは目黒のニックネーム“めめ”に合わせて「僕はテテさんです」と自らニックネームを伝え、目黒より年齢がひとつ上だとわかると、自分のことを「アニキ!」と言いながら手を差し伸べて握手。また「いいチームですね」「共感しました」など、目黒の話を受けてできるだけ日本語で素直なリアクションしていくのも、Vが愛される理由なのだと感じた。

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