SixTONES 京本大我、『題名のない音楽会』との相性 音楽の力を信じ、夢を叶えたからこその説得力

 9月16日放送の『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)に、SixTONESの京本大我が出演した。この日の特集は「オーケストラと夢をかなえる音楽会〜夢響2023 前編」(以下「夢響」)。本日23日には後編が放送され、引き続き京本も出演する。この企画は多数の応募者の中から選ばれた8名の出演者が、オーケストラと舞台上で共演を果たすというもので、コロナの影響により、2019年以来開催ができていなかった人気の企画だ。観客席では“見届け人”として、舞台上の夢の実現を見届ける4人のゲストの姿があった。

 見届け人は、ギタリストの村治佳織とピアニスト・指揮者の反田恭平、通常放送で司会を務める石丸幹二、そして、京本の4人。SixTONESは過去に「SixTONESとクラシックの音楽会」、「クラシックと豪華コラボの音楽会」と、番組に2回登場しオーケストラと共演をしている。SixTONESのメンバーの中でも、京本が一人見届け人に選ばれたのは、彼のこれまでのアイドルとしては少し異例な積み重ねがあるのかもしれない。この日の放送でも魅力が発揮されていた。

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 京本は、グループ活動だけではなく、舞台やミュージカル、ドラマで実力を磨いてきたメンバーだ。佇まいに上品さと独特なオーラを持ち、切なさや薄幸さが必要な役柄をこなすことも多く、京本ならではの空気感を生み出すのだ。デビュー前からミュージカル『エリザベート』のルドルフ役に抜擢され、帝国劇場の舞台を経験。デビュー後もブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』で主演を務め、オリジナルミュージカル『流星の音色』では主演に加え、劇中歌の作詞作曲を手がけている。ミュージカルでの活躍が買われ、8月にディズニー・ブロードウェイのキャストが出演するコンサート『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン』に日本人ゲストとして出演したのも記憶に新しい。

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 近年では舞台に留まらず映像作品にも多数出演。主演ドラマ『束の間の一花』(日本テレビ)では、余命わずかの哲学講師を演じ、二宮和也主演の映画『TANG タング』では、超・ナルシストなアンドロイド製造会社の社員役をコミカルに演じた。単独初主演が決まった映画『言えない秘密』では、過去の出来事から思うようにピアノが弾けなくなってしまった音大生の役を演じる。劇中でピアノの演奏にも挑戦するという。

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