NiziU、初のスタジアム公演でファンと一緒に作り上げた彩り豊かなステージ 「WithUと一緒にいるこの瞬間が幸せ」

 9月17日と18日、NiziU初のスタジアム公演『NiziU Live with U 2023 “ココ!夏 Fes.” -Stadium Special-』が千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催された。グループで2度目となる全国ツアーの追加公演として行われた本公演は、2日間で6万人を動員。全編バンド演奏で行われ、NiziUの華やかでポジティブなエネルギーに満ちた、暑い夏を締めくくるにふさわしい大盛況なコンサートとなった。本稿では、18日に行われた公演最終日の様子をレポートする。

 公演は、まだステージに姿を現していないメンバーの「WithU(NiziUファンの愛称)、準備はいい? それじゃあ、いくよ!」という影アナでスタート。会場を埋め尽くしたファンの気合は十分で、思い思いにペンライトを振りながらメンバーの名前をコールし、彼女たちの登場を待ちわびていた。

 そんな中でショーの幕開けにふさわしいジャジーな音楽が流れ始めると、ステージ上のメインスクリーンが中央から2つに割れ、NiziUオリジナルキャラクターのNIZOOとともに、気球のオブジェがついた大きな乗り物に乗ったメンバーが登場。1曲目は「FESTA」を披露し、バンド演奏に合わせて、華やかなサウンドとパフォーマンスでコンサートの始まりを盛り上げていく。続いて、2ndアルバム『COCONUT』の収録曲「Love & Like」を披露すると、その勢いのまま「Joyful」をパフォーマンスして、会場のボルテージをどんどんと高めていく。

 ここでMCへ。まずは挨拶と自己紹介を行うと、MAYUKAが「『 ココ!夏 Fes.』は、夏祭りをテーマに全国で盛り上がってきました」と今回のコンサートのコンセプトを説明。各メンバーが一言ずつZOZOマリンスタジアムで公演ができる喜びを語ると、NINAをはじめとするメンバーが会場を煽り、次のパフォーマンスへと移行した。

 続いては、白いハットを被って「I AM」を披露。そして、会場の中央ステージへと移動し、「All right」「PRISM」とクールなパフォーマンスを次々と繰り広げていく。そして、MCを挟んで「ASOBO」を披露。この楽曲を披露する頃には日がかなり落ちており、会場のWithUのペンライトが黄緑やエメラルドグリーン、青、紫へと鮮やかに輝いてメンバーの歌とダンスに呼応。会場全体がポジティブで楽しい雰囲気に包まれていく。そして「Chopstick」を披露すると、「Poppin’ Shakin'」で公演中盤に向けて大きな盛り上がりをつくっていった。

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