Aぇ! group 小島健、“面白い”も“かっこいい”も全力な姿勢　バラエティ、モデル、ドラマとマルチに見せる活躍

　そんな小島の“かっこいい“といえば、モデルとしての活躍が挙げられる。昨年12月号よりレギュラーモデルとなった『FINEBOYS』（日之出出版）では長身のスタイルを生かし誌面を彩っている。今月8日発売の10月号では、来たる秋に向けてカーキ色のアイテムを様々に着こなすショットを披露した。

　先月23日に開催された『Seventeen夏の学園祭2023』には同じグループの正門良規、なにわ男子の長尾謙杜、道枝駿佑とともにゲスト出演した。4人で立ったスペシャルステージではトークやお互いの曲交換で会場を湧かせた。正門と二人でランウェイにも登場し、リンクコーデを披露。着用していたミリタリーファッションに合わせてピストルのポーズを決めるなど、ランウェイを華々しく彩った。

　パフォーマンス面でもかっこいいと面白いのギャップが見られる。キラキラのラブソングでは優しく甘い歌声を響かせ、Aぇ! groupのオリジナル曲にも多いロックなナンバーでは迫力のある低い声で歌い上げる。バンド曲では楽しそうにキーボードを弾きこなし、どんな曲でも自分のものにして魅せ切る姿でファンを虜にしているのだ。その反面、小島といえば「コジケンサンバ」も有名だ。まげのかつらに金の着物で松平健の「マツケンサンバⅡ」をカバーするステージは“面白い”にも全力な小島のエンタメ精神が溢れ出ている。前述した『るてんのんてる』では「一芸を持っていない」と発言していたが、この「コジケンサンバ」は彼にしかできない唯一無二の一芸であるように思える。

　“かっこいい”にも“面白い”にも全力な小島は、10月19日放送開始のドラマ『帰ってきたらいっぱいして。』（読売テレビ）への出演が発表されたばかり。小島はエリートだが女癖の悪いクズ男を演じる。ドラマでは小島の“かっこいい”がたくさん見られそうだ。小島の魅力がさらに広がることを期待したい。