乃木坂46 五百城茉央、冨里奈央、中西アルノ……井上和だけじゃない、グループを躍進させる鍵となる5期生メンバー

 乃木坂46は8月28日に明治神宮野球場にて『乃木坂46 真夏の全国ツアー2023』を終え、現在は8月23日リリースの33rdシングル『おひとりさま天国』のプロモーション期間中。本作での音楽番組への出演も終わりに差し掛かっている雰囲気だが、『乃木坂工事中』(テレビ東京系)をはじめ、『Venue101』(NHK総合)など、その多くで共通しているのがセンターを務める「井上和とは一体どんな人物か?」という特集企画だった。初センターを務める、未来の担い手の5期生メンバーということで当然のトークテーマではあるのだが、同時に5期生は井上だけではないという思いが芽生えてきてしまうのは、筆者だけではないだろう。

 『世界フィギュアスケート選手権2023』(フジテレビ系)のスペシャルサポーターに就任した川﨑桜、梅澤美波から『THE TIME,』(TBS系)のレギュラーを後任した一ノ瀬美空、東京藝術大学への進学を発表した池田瑛紗を紹介する記事を今年4月に執筆した(※1)。本稿ではその3名以外の5期生メンバーをピックアップしていきたい。

貪欲なチャレンジ精神で新たな一面を見せてくれる五百城茉央

 『おひとりさま天国』のフォーメーションにて、2列目までの十一福神に入っている5期生は、センターの井上と一ノ瀬、そしてもうひとりが五百城茉央。『アップトゥボーイ』や『BUBKA』など、今年に入ってから着々と表紙を飾っている人気メンバーだ。高身長のスタイルのよさと屈託のない笑顔、純朴な人柄が魅力の五百城。最近になって彼女からより強く感じられるのは、好奇心旺盛なチャレンジ精神だ。ひとりで公園に行ったり、料理をしてみたりとそのアクティブかつ食欲旺盛な面は、YouTubeでの個人企画「【マイ醤油】五百城がマグロ食べに築地行ってきた!【持参】」や小川彩とツアーのケータリングを巡る「おがちゃん・いおちゃん 12センチチャンネル」(のぎ動画)にも表れているが、挑戦の姿を作品としてパッケージに収めたのが33rdシングルでの個人PV「IOKI 1000%」である。

乃木坂46 33rdシングル 五百城茉央個人PV予告「IOKI 1000%」

 30thシングル『好きというのはロックだぜ!』収録の「やる気!元気!ぼく、五百城。」以来、およそ1年ぶりとなる個人PVの監督を務めるのは前回と同じ今原電気。前作からの地続きでありつつも、ふわふわとした五百城のイメージからエレキギターというロックテイストでギャップを印象づける意欲作だ。最近では、『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)においても、アコースティックギターだけでなく、エレキをかき鳴らす“カッコ五百城”で新たな一面を見せてくれている。

乃木坂46 30th 五百城 茉央 個人PV予告編

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