EXILE TETSUYAを中心とした新ユニット EXILE B HAPPY 子どもたちの声援が飛び交った、笑顔溢れる初ライブをレポート

EXILE B HAPPY、初ライブをレポート

 EXILE TETSUYAを中心としたEXILE TRIBEの新音楽ユニット・EXILE B HAPPYが8月12日、千葉ポートアリーナ・サブアリーナで行われたイベント『CL 3rd Anniversary CL26 ~Circle of Smiles~』で初パフォーマンスを行った。

 LDHは「エンタテインメントだからこそできる社会貢献がある」という想いのもと、テーマを「Dreams For Children・子どもたちに、夢を。」としてキッズ・エンタテインメント・プロジェクト『KIDS B HAPPY』を2021年に始動。これまでに、キッズアニメ『KICK&SLIDE」(2021年7月よりテレビ東京系『おはスタ」内で放送)、小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)による「運動会ダンス・授業用ダンス」、EXILE TETSUYAと西川株式会社とのコラボレーションによる「おやすみダンス・おはようダンス」などのエンタテインメントを子どもたちに届けている。

 そして、今回お披露目となるユニット・EXILE B HAPPYは今年6月、「ダンスと音楽で子どもたちの夢を応援する」という目的で本プロジェクトから誕生した。EXILE TETSUYAをリーダーとして、ボーカルに吉野北人(THE RAMPAGE)、中島颯太(FANTASTICS)、パフォーマーに関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)、小森隼(GENERATIONS)、浦川翔平(THE RAMPAGE)、木村慧人(FANTASTICS)という7人のメンバーが集まったEXILE TRIBEの新音楽ユニットであり、イベントではTETSUYAの呼びかけに賛同した子どもたちも大好きなメンバーに声援を送った。

 今回のライブ会場は、いわゆる体育館スペース。またキッズたちの笑顔のためのステージということで、客席の前方には子連れのオーディエンスが集う。そしてカラフルなステージセットに本格的な音響が組まれていたのも特徴。あえてホールなどのライブ空間ではない場所で企画されることが新鮮だ。

 本編は浦川のDJプレイでスタート。彼が場を温めてから、TETSUYAがキッズダンサー6人と登場し、続いて小森、木村が加わる。「この笑顔を見るためにこのステージを作ってきた」というTETSUYAをはじめ、彼らは伸び伸びと会場をダンスへ誘う。普段のライブとは違い、子どもを盛り上げる秘訣は「呼びかけるだけでなく、自らも一緒にアクションすること」だそう。

 中盤には「ヒーローショー」と題した寸劇コーナーも。ここでシークレットメンバーとされていた関口が「メンディーマン」という設定で、重低音の効いたSEとともに登場。

 コミカルな動きで笑いを取ってから、今年20周年を迎えるEXPG STUDIOのキッズダンサーたちのショウケースへ。そこに卒業生として夢をつかんだ関口も参加し、グルーヴィなカッコよさを添えた。なお、声だけではあったが、EXILE NESMITHと橘ケンチも出演する粋な計らいも。

 そしてボーカルとして吉野と中島が登場。ようやくグループが出揃い、全員で「日頃から頑張る人への応援歌」である新曲「MORNING SUN」を初披露。明るいポップな曲調に、シンプルで楽しげなダンス。さらに浦川がダンスレクチャーを行って再度、同曲を会場全員で歌い踊る。それは単なるライブではないからこその温かい空間だった。

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