【EXILEを紐解く5つの質問】20周年特別企画、メンバー全員リレーインタビュー第8回:TETSUYA

EXILEリレーインタビュー第8回:TETSUYA

 2001年9月27日のメジャーデビュー以降、メンバーの勇退や加入を繰り返しながら、音楽シーンの最先端を走り続けているダンス&ボーカルグループ EXILE。2021年9月27日にデビュー20周年のメモリアルイヤーに突入した。

 リアルサウンドでは、EXILEの20年とこれからの活動に向けた「EXILE20周年特集」を展開しており、その特集の一環としてメンバー全員登場のインタビュー企画を掲載中。EXILEの20年の歩みの中で、それぞれがどのように活動し、ファンやシーンと向き合ってきたかを5つの質問を通して紐解いていく。

 毎週更新のリレーインタビュー、第8回はEXILE TETSUYAの思いを聞く。(編集部)

■思い入れのあるライブ or 楽曲(シングル、アルバム)

TETSUYA:メンバーの中で一番踊っている楽曲は「Rising Sun」ですね。歌詞のメッセージ性も強く、僕は『ダンスで日本を元気に!夢の課外授業 中学生Rising Sun Project』のプロジェクトリーダーとして活動もしていたので、僕にとっての一番はこの曲だなと思います。特に思い出に残っているのは『EXILE LIVE TOUR 2018-2019 "STAR OF WISH"』の時に、EXILEのステージで中学生たちと一緒に踊った「Rising Sun」。東日本大震災が起こって以降、『Rising Sun Project』を通して被災地でたくさんの中学生たちと踊ってきましたが、発表会のような場を設けたのはこれが初めてで。今まで『Rising Sun Project』でやってきた活動の集大成のようなステージができたので、すごく感動しました。

ーーTETSUYAさんは『Rising Sun Project』以外でも、子どもたちや若い世代の方と踊る機会が多いと思うのですが、そういった活動の魅力について、どのように感じていますか?

TETSUYA:中学生たちとの共演でも感じましたが、世代や国籍、育った環境が違っても、同じダンスを踊ることで通じ合える瞬間が本当にたくさんあって。小学生と一緒に「Rising Sun」を踊ると、それだけで友達になれる感じがします。たとえ言葉が通じなくても、ダンスがあれば気持ちは分かり合えると思っていて。そうやってダンスを通して仲間が増えていくことが、単純に楽しいなと感じています。

■EXILEのメンバーとして心掛けてきたこと

TETSUYA:レモンサワーを飲むこと!……というのもありつつ(笑)、僕が加入してEXILE第三章が始まった頃は、14人という大所帯グループになったタイミングで、これからEXILEが次なる夢に向かって歩いていくという大事な転機でもありましたし、メンバー個々の夢を大事にするという気持ちがさらに高まっていた時期だと感じていました。自分の夢を追いかけてチャレンジし続けること、そして仲間の夢を応援し続けることというのは、常に大事にしながら活動してきました。それがグループとしての夢を叶えるきっかけになると思っていましたし、メンバー各々が夢を叶えることで、グループとしてもたくさんの夢を実現できたと思います。

■ファンとの繋がりを感じた瞬間

TETSUYA:『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 "RISING SUN TO THE WORLD"』は、ファンの皆さんとの繋がりを強く感じました。この時のライブでは、コロナ禍で絶対に不安なのに足を運んでくれたとか、僕らと一緒にルールを守ってくれたとか、ファンの皆さんが本当にEXILEのことを思って行動してくれていることがまっすぐ伝わってきて。もっとみんなを大事にしたいし、もっと恩返しをしたいってより強く思うようになりました。むしろ、この恩をどうやって返そうかなって迷うくらい。だから、一度に返すことはできないですが、これからの活動を通して感謝の気持ちを伝えていけたらいいなと思っています。それはライブに足を運んでくれた人だけじゃなくて、ライブに行きたいけど今はまだ行けない人も含めてですね。僕らの活動を応援してくれている方々にどうにかお礼を伝えたいなと思いながら、活動しています。

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