ももいろクローバーZはなぜフェスの常連に? 『サマソニ』の“伝説”、悲願の『ロッキン』出演……怒涛の快進撃を振り返る

『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』や『氣志團万博』などロックフェスの常連に

 ももクロは、2017年『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』への出演も実現させた。出演後、2017年9月3日放送のラジオ番組『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』(ニッポン放送)で高城れには「プライベートで行こうとしていたフェスだから、本当に嬉しかった」と『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』が憧れだったと語り、「ファンの方も、ファンでない方も一緒に盛り上がってくださって嬉しかったです」と喜んだ。

ももクロ【ロッキン2019】走れ! -ZZ ver.-(from ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019)

 『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』初参戦の翌年には『氣志團万博2012「房総ロックンロール・オリンピック」』にも出演。百田はこのライブについても「“ここは私たちのホームか!”というぐらいの一体感が出て、お客さんとひとつになれた」「音楽の力をあらためて知りました」(雑誌『MUSIC MAGAZINE』2019年7月号/ミュージック・マガジン)と振り返っている。

 2012年の『サマソニ』やロックバンドとの対バンなどで数々の「伝説」を見せてきたももクロに対して、たとえロックフェスであっても「アイドル=アウェー」という空気が作り出されることはほとんどなくなった。強度のあるライブを繰り広げてきたからこそ、ももクロはさまざまなロックフェスの常連となったのだ。

 
 
 
 
 
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 2012年の『サマソニ』出演時とは、メンバー構成も、楽曲のレパートリーも、パフォーマンススタイルにも変化があった。現在のももクロのパフォーマンスが、今年の『サマソニ』でどのように受け入れられるのか。楽しみである。

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