ジャニーズWEST 神山智洋&濵田崇裕「サビだけカラオケ」は思わず息を飲む展開に 『27時間テレビ』でお茶の間に示した存在感

 テレビの前で、思わず叫びながら拍手をしていた。7月22日放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)でオンエアされた、『千鳥の鬼レンチャン』の人気コーナー「サビだけカラオケ」のスペシャル版「サビだけカラオケ タッグモード大会」。ジャニーズWESTの神山智洋と濵田崇裕が参戦し、サビを1音でも外せば失格となる難関チャレンジにおいて、10曲全て歌い切ったのだ。

 2人とも耳馴染みのいい甘めの歌声で、音程やロングトーンもバッチリ。そして、バラエティ力も高く、笑いや愛され力も大いに発揮されていた。SNSでも、「濵田くん歌が上手いのに面白くてハマっている」「神山くんに一目惚れしてしまった」などの声が飛び交った。

 その姿からジャニーズWESTへの興味が俄然高まり、YouTubeで彼らのパフォーマンス動画を見て、メンバー全員の歌声の良さに驚いた人も多いだろう。グループ全体の歌唱力とチームワーク、そして心に訴えかけてくるようなパフォーマンスは圧巻だ。

濵田は3回、神山は2回過去に挑戦するも達成ならず

 濵田は『鬼レンチャン』初挑戦にて、「ジャニーズWESTナンバー1の歌唱力の呼び声高い」と参加したものの、1曲目のSMAP「青いイナズマ」で、歌詞を間違えあっさりチャレンジ終了してしまっていた。バラエティ的にはかなりおいしい展開だったが、本人は「思ってたんと違う」状態だったはず。画面越しでもわかるくらいに汗が止まらなくなり、落ち込んでいたように見えた。MCの千鳥やレギュラーのかまいたちからは「阿呆や」「阿呆の濵田」と、愛を持っていじられ、インパクトこそあれど、少し苦さの残る初チャレンジとなった。

 別の回出演ではしっかりと持ち前の高い歌唱力を発揮。安定した歌声で、9連続成功したものの、10曲目で惜しくも失敗に終わる。前回の汚名を返上すべく緊張した様子の濵田は、まだ2曲目にも関わらず「今何レンチャンしました?」とつぶやくと、千鳥の大悟から「それも分からん。数字もか」とツッコミが入り笑いが起きていた。久保田利伸「Missing」に挑む前には、歌詞をしっかり見ることを意識しようと、急に目をつぶりながら「ロボット……俺はロボット、ロボットだ!」と言い、大悟が「ほんまに阿呆」とツッコんだことで、スタジオがしっかり盛り上がりつつ、濵田の愛すべきキャラクターがお茶の間に届いた。

 一方、濵田に続いて、ジャニーズWESTからの挑戦となった神山は2023年4月に番組に登場した。「濵田も上手いが自分も負けていない」と意気込む。派手なスーツを着た姿に、かまいたちの濱家隆一から「隠れ阿呆の可能性も。歌舞伎町朝ホスト」とすぐさまツッコミが入り、スタジオもSNSも大いに盛り上がった。さらに神山は「無理だったらジャニーズ辞める」と自らハードルを上げ、大悟から「コイツ熱阿呆(あつあほう)やな」とつぶやかれる。「自分に一番厳しくするべき」「音楽は僕の中で命の炎」「天才を超えるために努力の天才になろう」と、熱く語り続け、語りが出てくるたびに「熱う〜!」「語ってるねえ」と千鳥、かまいたちからツッコミが入り、スタジオのボルテージもどんどん盛り上がっていく中で「熱語り(あつがたり)」という呼び名も誕生。安定した歌声で7レンチャンを達成するも、8回目の挑戦で失敗に終わった。

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