ゲリラライブも話題のTohji、若年層を惹きつけるカリスマ性 キャッチーな楽曲や海外を含めた交流から考える

アーティストとのコラボ、海外を視野に入れた活動も

 Tohjiのカリスマ性に影響を受けるのはリスナーだけではない。kZm、Loota、SEEDAなどのラッパーのほか、OKAMOTO’Sや小袋成彬といった、ジャンルの垣根を越えたアーティストとも楽曲でコラボしている。彼の才能は日増しに存在感を放ち、着実に大衆に浸透しつつある。遠くないうちに我々が驚愕するような新たなコラボレーションを見せてくれるだろう。

 「Oreo」のリリース時には、海外メディア・FADERに取り上げられたり、イギリスのプロデューサー/DJであるMura Masaやフランスのアーティスト・Malibuが同曲をリミックスしたりと、Tohjiの人気は国境を越える。元来彼の海外への関心は高く、ロンドン出身であることや、自身も度々海外へ渡航していることも知られている。活動開始当初はSoundCloudに楽曲を投稿し、そこで海外トラックメイカーとの交流を深めていったという。また、Tohjiはロンドンのラジオ局・NTSの番組へのゲスト出演や、ロンドンのクルー・Eastern MarginsとMall Boyzとでコラボレーションパーティを開催するなど、国内外問わず交流していることも特徴だ。

 Tohjiの次なるライブ出演は、7月末より開催される『FUJI ROCK FESTIVAL '23』。また、9月にはZeppワンマンツアーも開催される。自身のTwitterによれば、「バチっとライブすんのは/いまんとこあとコレくらいかな、今年は」とのこと。2023年は先述したシークレットライブに『POP YOURS』出演と、ライブの度に新たなファンを増やしているTohjiは、これからも注目度を高めていくだろう。

※1:https://chorareii.com/jp/tohji-interview-a-gate-to-a-new-scene-jp/

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