深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太……Snow Man “年上組”ならではの関係性と広がる活躍の場

 初の4大ドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』完走の興奮も冷めやらぬ中、7月5日にライブ映像作品『Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』を発売したSnow Man。発売日は佐久間大介の31歳の誕生日でもあり、SNSはリリースと誕生日をダブルで祝うファンの声で賑わいを見せている。先日最年少のラウールが20歳の誕生日を迎え、Snow Manメンバー全員が20代オーバーとなったなかでも、佐久間と深澤辰哉、渡辺翔太は同い年で昨年一足先に30代に突入したメンバーだ。今回はこの年上組3人の魅力に注目してみたい。

 9人で集まる場面では進行役を務めることの多い深澤、切り込み隊長として場を盛り上げていく佐久間、的確な一言を放って狙わずともオチをつくってしまう渡辺と、この3人がSnow Manメンバーのトークにおいて重要な役割を果たすことも少なくない。また、同世代ということもあってか趣味が近かったり興味を持つものが同じになることもあるようで、プライベートで一緒に買い物に行くことも各所で明かされている。「Snow Man【あてなきドライブ】企画なしのゆる〜い動画です 笑」で話題にあがったように、ときには佐久間が車で2人を家まで送り届けることもあるようだ。

Snow Man【あてなきドライブ】企画なしのゆる〜い動画です 笑

 深澤&渡辺、渡辺&佐久間、佐久間&深澤と2人ずつに分かれると関係性が微妙に変化するのも面白い。深澤&渡辺はファンから“悪友”コンビと呼ばれており、2人が揃うラジオの放送回などでは男子高校生のような無邪気すぎるトークに発展することも。2人にのみ許されるノリが間違いなく存在している。渡辺&佐久間は『滝沢歌舞伎ZERO』で女形の佐久間と男形の渡辺が舞を踊ったり、演劇で銀之助と金之助の兄弟役を演じるなどペアになることが多かった。渡辺が佐久間をイジりつつも互いの中に愛らしさを見出しているような発言も目立つ相思相愛なコンビである。また地元・江戸川区ネタで盛り上がることも。佐久間&深澤はゲーム好きが集うYouTubeチャンネル『Johnny's Gaming Room』のメンバーであり、向井康二と3人で名乗る“ドラマ班”での寸劇など少年心を忘れていないコンビ。会話の端々から互いのことを理解し合っていることが伝わってくる瞬間があるのも魅力だ。

 年上組の3人は前身グループ含め、ジャニーズJr.時代から長年活動をともにしてきた仲。不遇の時期を乗り越えてきた分、グループや他のメンバーたちに注ぐ思いは一際強いように感じる。3人とも歌やダンスで見どころを作ることも多く、ダンス/アクロバットが得意な佐久間、歌声に定評のある渡辺はもちろん、深澤の総合的なパフォーマンス力の高さがグループを支えていることはもっと注目されてほしいポイントだ。

関連記事