RHYMESTER、ジャンル・性別・世代を超える“キング・オブ・ステージ”の佇まい オープンマインドの精神が繋ぐ音楽の輪

 いつでも、どこでも、誰とでも、その場を極上のエンターテインメント空間へと変身させることから、人呼んで「キング・オブ・ステージ」。自ら輝くだけでなく、相手をも輝かせることで客演は数知れず。人との接触を厳しく禁じられた時期もあった、コロナ禍においても邁進し、2019年には「マクガフィン」(岡村靖幸さらにライムスター)、2020年にはForever Young」(スチャダラパーからのライムスター)、2021年にはEテレアニメ『宇宙なんちゃら こてつくん』主題歌「2000なんちゃら宇宙の旅」でキッズコーラスと共演した。また昨年は、土曜ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)最終章テーマ曲「初恋の悪魔 -Dance With The Devil-」(SOIL&"PIMP"SESSIONSにRHYMESTERを添えて)、株式会社西原商会社歌「世界、西原商会の世界! Part 2 逆featuring CRAZY KEN BAND」、さらにTVアニメ『ゴールデンカムイ』第4期オープニングテーマを務めたALI「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」など。ジャンル・性別・世代を超え、それはまさしく人間交差点と呼べる活躍だった。

 RHYMESTERは人と交わる器量を持っている。固定概念を捨て、心と心を通わせる。心の窓を開き、開かせる才能がある。前作『ダンサブル』から約6年ぶり、12枚目となるアルバム『Open The Window』でも、多くのアーティストの心の窓を開かせ、ヒップホップの新しい扉を開いている。

RHYMESTER - "My Runway feat. Rei" (Teaser 2)

 「My Runway feat. Rei」では女性シンガーソングライター/ギタリストのReiとコラボ。歌詞は、ガールズエンパワーメントを超えて、誰もがスーパースターであると歌う自分賛歌。Mummy-Dの〈どこを歩いてるかじゃないんだ どう歩いてるかなんだ〉というフレーズも胸を熱くさせ、それに自由気ままなReiのギターソロが応える。バックにはOKAMOTO’Sのハマ・オカモトも参加し、最強のグルーヴでそれを支える。こんなスーパースター集団に背中を押されたら、もしかしたら自分もスーパースターになれるんじゃないかと夢を見たくなる。勘違いこそ夢への第一歩。その先に自分だけのランウェイが広がっている。

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