SixTONES、『ジャにのチャンネル』メンバーを前に団結力を発揮 仲の良さの上に確立された6人のバランス

 その動画を事前にチェックしてきたというのが、SixTONESの名誉リーダー・髙地優吾。「僕、パイロット版見させてもらいましたけど、JUMPの曲ひどかったですね(笑)」と、普段は「メンタルサポーターの髙地優吾」と癒し系の存在感で親しまれている高地が、開口一番でイジっていくことで場が一気に温まった。さすが温泉ソムリエの有資格者。みんながリラックスできるちょうどいい空気の温度も知っているといったところか。そうして温まった空気をさらに高めたのが、田中樹だ。誰が最初に回答するのかという場面で、田中は「全員一番手なんで、うちは」と、さらりと言って見せる。誰が一番に出ても大丈夫なのだというメンバー一人ひとりのポテンシャルへの信頼感と、仮に滑ったとしても全員でカバーできるというチームワークに対する自信がなければ出てこない言葉だ。

 実際に、ゲームが始まって中丸が歌い出すと、答えるのは1人でも全員で考えていくSixTONESらしい団結力が窺えた。そこでいち早く「わかった!」と前のめりになったのは松村北斗、京本大我だ。しかし、回答者である田中が「NEW ERA」と答えて不正解だとわかると、誰よりも京本が「え!?」と驚くのが面白かった。『名探偵コナン』好きとして有名な京本、残念ながら名推理とはならず……。しかし、その素直なリアクションがまた愛らしい。

 一方で、「僕が僕じゃないみたいだ」と見事正解を導いたのが松村だった。京本が田中の答えに賛同する姿には「違うと思う」と冷静に見ていた。そんな松村の冷静かつシニカルな笑いは、深夜ラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の全コーナーにメール投稿していたという逸話を思い出させる。

 そしてSixTONESから歌い手としてヘッドホンを受け取ったのはジェシーだ。LINEには700人を超える友だちが登録されているという、正真正銘の“陽キャ”でおなじみのジェシー。SixTONESのポジティブかつアグレッシブなイメージを形作っているのはきっとジェシーの存在も大きいだろう。今回のゲームでも期待通り、Sexy Zoneの楽曲を明るく歌って菊池が正解を連発する。

 その様子を見た森本慎太郎が「ジェシーの特技で、知らない曲でも一緒に歌えるみたいなのあるんですよ。楽屋で京本が歌ったりするとそれに合わせて勝手にハモったりするんですよ。知らない曲でも!」と話を広げていったところも彼ららしい連携っぷりだ。

 さらに、SixTONES側の正解率を上げるために中丸が「なんか注文ない?」と出題曲のリクエストを求めたときに、すかさずジェシーが「ビール1(杯)」とボケをかますと、髙地や田中が「そっちの注文じゃない」「居酒屋じゃない」とツッコむなか、森本が小さな声で「鶏皮塩でね!」とノッていたのも、森本の細かな気遣いとまっすぐな優しさを感じさせるところだった。

 6人の絶妙な掛け合いをもっと見たいという方は、ぜひSixTONESのYouTubeチャンネルをチェックしてほしい。しかも、近々『ジャにのチャンネル』メンバーと人狼をしたコラボ動画がアップされるというではないか。このメンバーでの人狼となれば、抱腹絶倒間違いなしだ。

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