少年忍者、『サマステ』応援サポーター抜擢 ダンス、演技、バラエティ……大人数の中で光る個性がグループを躍進させる?
演技やバラエティで活躍するメンバーも多く、キラキラしたステージパフォーマンスとはまた違った表情を見ることができる。
リーダーを務める川﨑皇輝は、いつも全力で、自分のソロパートではしっかりアピールしつつ、他のパートでもしっかり盛り上げ、MCが抜群にうまい。「川﨑プロ」と呼ばれるのも納得の説得力がある。パフォーマンス時の全力ぶりが若かりし頃の生田斗真とよく似ており、「テレビ朝日新人シナリオ大賞」第22回大賞に選出された『拝啓、奇妙なお隣さま』(テレビ朝日系)の主演に抜擢されるなど、演技での活躍も広がっていきそうだ。
なにわ男子の大西流星主演ドラマ『紅さすライフ』(日本テレビ系)への出演が決まった深田竜生。『ドラゴン桜』(TBS系)では、加藤清史郎演じる兄に強気の態度で接する弟を熱演。端正なルックスで、嫌味を持って迫る姿には迫力があった。『紅さすライフ』でカリスマモデル役をどう演じていくのか、期待したい。
昨年、ドラマ『高良くんと天城くん』(MBS)で、当時ジャニーズJr.内のユニット IMPACTorsのメンバーだった佐藤新とW主演を務めたのが織山だ。織山は高いダンススキルを持ち、グループのオリジナル曲「Journey Must Go On」の振り付けも手がける。独特な中性的な雰囲気を持ち、目を引くオーラがある。
ジャニーズJr.は、ユニットから一部のメンバーのみが抜擢されてデビューすることもある。少年忍者は大人数なだけに「いつどうなるかわからない」という思いをメンバーやファンは抱えているだろう。活動当初、メンバーのほとんどが10代だったこともあり、ライバル視したり、ぶつかったりもしていたそうだが、チームとしての一体感は年々高まっている。ここにきての、グループでの『サマステ』サポーター抜擢。それぞれが個性とスキルを磨いている少年忍者のYouTubeでは、少人数ごとの魅力も伝わってくる。どこかに“沼”が待っているだろう。