日向坂46、シングル『One choice』が圧倒的差で首位に 従来の作品とは一線を画した表題曲

参照:https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2023-05-01/

 5月1日付のオリコン週間シングルランキングによると、日向坂46の『One choice』が473,084枚を売り上げ1位を記録。以降、FANTASTICS from EXILE TRIBE『PANORAMA JET』が119,686枚で2位、SixTONES『ABARERO』が22,761枚で3位と続き、日向坂46が他に圧倒的な差をつけて首位となった週であった。

 『One choice』は日向坂46の9枚目のシングル。表題曲はタイトルの通り“選択”をテーマとした楽曲で、イントロの情熱的なギターリフや、2000年代のJ-POPを彷彿とさせる軽快かつキャッチーなメロディが印象的。ダンサブルなビートによるアップテンポなリズムが聴き手をエンパワーメントする作品となっている。

日向坂46『One choice』

 歌詞は、これまでの日向坂46らしく〈恋とは麻疹(はしか)だ すぐ治る〉〈夢中になれる それが愛なのか〉といった恋愛を扱った一面を持っているが、2番以降で、生まれた意味を自問自答したり孤独を受け入れたりするフレーズが盛り込まれており、この点において従来の日向坂46作品とは一線を画した楽曲となっていると言える。

 中心となる題材はやはり“選択”。冒頭の〈神に選択肢与えられて 自分の人生を選べたなら 正しい道を行けるのか?〉という哲学的な疑問から始まり、〈選択肢いくつあっても 迷うことなく One choiceだ〉といったフレーズを経て、最終的には〈一択だ〉と歌う。選択肢があることよりも、素直に道を一直線に突き進むことの大切さを主張した一曲だ。

 作曲を務めたセキヤカナデは、昨年リリースされた櫻坂46「One-way stairs」(1stアルバム『As you know?』収録)を提供した経験のある作曲家で、今作ではTYPE-B収録の「You're in my way」も提供。こうした坂道グループ作品がきっかけとなって注目を浴びそうだ。

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