7 MEN 侍 中村嶺亜が10年連続トップ10入り 「Jr.大賞」恋人にしたい部門の結果から見えた現在地

関東Jr.の中心的存在のHiHi Jets、勢い増すAぇ! groupメンバーもランクイン

 今年の「恋人にしたい」部門でも、近年の傾向と同じくユニットを組んでいるメンバーが中心にランクインした。

 中村が所属する7 MEN 侍からは、今野大輝が昨年16位から順位を上げて、9位にランクイン。HiHi Jetsは、2位にランクインした作間龍斗を筆頭に5人全員が11位までに名前を連ねた。特に、15位から2位へ大幅アップを見せた作間は、グループでは「不思議ちゃん」的な立ち位置。『Myojo』でも「東のシュールBOY」とのコピーがあった独特なキャラクターながら、ドラマ出演や雑誌のレギュラーモデルなど活躍の場の広がりから注目度の高さがうかがえる。また、6位の井上瑞稀は映画『おとななじみ』への出演が発表されたばかり。10位の猪狩蒼弥は、頭の回転の速さを武器にバラエティでの活躍が目立つ。先日トークバラエティ『トークィーンズ』(フジテレビ系)に「Z世代アイドル」としてグループで出演した際には指原莉乃が「HiHi Jetsと7 MEN 侍の区別がつかないのよ!」と、両グループを認識しているからこそできる発言をしており、Jr.の枠を越えた活躍をしていると改めて感じた。

 Aぇ! groupは、2021年にデビューしたなにわ男子と同じく、関西ジャニーズJr.内ユニットだ。YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』で現在動画を更新しているユニットの中で平均再生回数が突出しており、単独ツアー『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』の開催を発表するなど、今最も勢いがあるグループの一つ。正門良規が3位、末澤誠也が8位とグループの中心メンバーがしっかりトップ10にランクインを果たした。

 一方で、このランキングでの人気がそのままデビュー後の人気と結びつくわけではない。例えば、2020年にデビューしたSnow ManやSixTONESからはランクインしたメンバーが多くなかったが、今や高い実力で多くのファンを獲得している。ジャニーズJr.たちがどのように個性と実力を磨き、デビューに向けたプロデュースでどう掛け算をしていくのか。ジャニーズファンだけではない、多くの人をあっと驚かせる展開があるかもしれない。

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