BE:FIRST、『BE:FIRST TV Season2』放送決定 食レポ、ロケ、リアクション……短期間でのメンバーの成長

 2022年4月から7月まで放送されていた、『BE:FIRST TV』(日本テレビ系)。同番組は“常に1番であり続ける”という意味でグループ名を名付けられたBE:FIRSTのメンバーが、“1番”と名のつくさまざまなカルチャーを体験し、その真髄を学んでいくロケバラエティだ。その続編となる『BE:FIRST TV Season2』が“1番のサプライズを起こす”というコンセプトのもと、4月7日から放送決定。思い返してみるとSeason1の中で彼らは急成長を見せていたように思う。そんな同番組が約1年ぶりに帰ってくるとあり、さらに進化した姿が見られそうだ。そこで、本稿ではSeason1の中で見せた彼らの成長に注目してみたい。

 まず、見比べるとオープニングの佇まいがすでに違っている。初回放送では「(MCの佐藤隆太を)めっちゃ存じ上げてます」というRYUHEIの言葉が話題になるなど、まだどことなく緊張した様子。しかし、最終回ではかなりリラックスしており、カメラに手を振る余裕もある。はじめは“佐藤に引っ張ってもらっている”といった感じだったやり取りも、徐々に自分たちでハンドリングするシーンが増えていった。

 さらに、番組の軸になっているロケの様子も全く違っている。トップバッターを担ったSOTAとMANATOは人生初ロケということもあり、とにかく初々しく、スタッフ側が流れを作っていた。もちろんその様子も微笑ましいのだが、最終回では自分たちでロケの流れを作るまでに。例えば、ロケ中RYUHEIが「甘いものが食べたい」と言い出し、“たまたま”近くにあったクッキー店に入ることに。取材交渉を行なったRYOKIからも、「取材NGと見せかけてOK」というお決まりのやり取りがあった。また、いい匂いにつられて売店に向かうMANATOは、「俺は水を飲みに来た。食べないって決めたんですよ」とコメントするものの、美味しそうなソフトクリームを発見してすぐさま「あ、抹茶アイス食べよ」と方向転換。笑いを誘っていた。

 こうしたこなれ感に加えて、食レポスキルも格段にアップ。創作ほうとうを食べたMANATO、SHUNTO、JUNONは、その表情や食べ方、言葉の発し方で美味しさを伝えていた。さらにクッキーを食べたRYUHEIとLEOは細かな部分まで味と食感を言葉でコメント。LEOは「サクサクってよりかはねっちょり系」とオリジナリティ溢れる表現もしていた。

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