SixTONES 松村北斗、『日本アカデミー賞』受賞作品の好演を振り返る メンバーから賞賛の声も

 さて、今回の受賞にあたってはメンバーも松村の活躍ぶりを祝福。『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)1月28日放送回では、田中樹が松村の新人俳優賞受賞をリスナーに報告した。そして謙虚な反応の松村に対し、田中は「もうちょっと俺らと遊んで」「もうおまえが見えない」と彼らしい言葉のチョイスで讃えていた。

 また、2月25日放送回では、話題賞も加わった2部門受賞を田中と森本慎太郎が祝っていた。田中は「2023年はすでに北斗のものになってる」と語り、「我々を振り払うかのように彼の躍進は止まりません!」と続け、「それなら行ってこい、どこまでも高く飛び立て」と他のメンバーの気持ちをまとめるようにして声を張った。一方の森本も「アカデミーMENになっちゃうんでしょ? すごいよ」とこれまたオリジナルの言葉選びで称賛。2人はその後も、2部門受賞という快挙を噛みしめるように、「この間までただの友達だったやつが(日本)アカデミー賞で2部門獲ってる」と田中が言えば、森本も「教室のね、はしっこでひとり座ってた男の子がさ、アカデミーだぜ?」と感慨深げ。遠くへいってしまうような寂しさを口にしながらも、喜びの声を寄せた。

 10代から長い時間を共に過ごしてきたメンバーならではの言葉が、あとからじんわりと響いたファンもいたのではないだろうか。2012年放送のドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)で演じた浅田哲也役からの軌跡を辿ると、ジェシーの言葉に背中を押されて動き出し、グループ活動と並行して一人の俳優としてキャリアを重ねてきた。松村から語られるのは謙虚な言葉だが、歌とダンスを通して養ったリズム感や身のこなし、表現力などの下地があるからこそ見せられる芝居があるのではないだろうか。今回の受賞を経て、また彼の存在が広く知れ渡っていくだろう。

 彼のフリートークの長さからスピーチの尺を案じられていたが、3月10日の授賞式ではどんな姿が見られるのか。またラジオ等で後日談を語ってくれる日を楽しみに待ちたい。

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