EXILE MAKIDAI×倖田來未が語る、レーベルメイトとしての歩み 「EXILEは一緒に道を歩んできた仲間」
EXILE MAKIDAIが、EXILEのエンタテインメントに携わってきたアーティストやクリエイターたちへのインタビューを通じて、そのクリエイションの歴史に迫る書籍『EXILE MUSIC HISTORY』(blueprint刊)が、2月4日に発売された。
同書では、EXILEのオリジナルメンバーであり、PKCZ®にてDJとしても活躍するMAKIDAIが、キーマンとの対談を通して、多くの人々を魅了し続けてきたEXILEのエンターテインメントがの真髄に迫る。対談相手は、EXILE ATSUSHI、白濱亜嵐、倖田來未、D.O.I.、KENJI SANO、DJ KIRA、中代拓也、PATO&SEVA、EXILE AKIRA、T.Kuraの計11名。
以下に、倖田來未との対談の一部を抜粋して紹介する。
EXILEは一緒に道を歩んできた仲間
MAKIDAI:倖田さんとは長いお付き合いですが、落ち着いて二人で話すのは実は初めてですね。
倖田:初めてですね。PKCZ®「GLAMOROUS」のリミックスをうちの旦那さん(BACK-ONのKENJI03)が担当しているので、間接的にはお仕事しているんですけれど(笑)。今回、MAKIDAIさんから対談の話をいただいて、今はなきavexの「アヌシー」というスタジオで、よく初代J SOUL BROTHERSと一緒になったのを思い出しました。MAKIDAIさんをはじめEXILEのメンバーは、あの時代から誰に対しても低姿勢で優しいという印象ですね。
MAKIDAI:よくスタジオで会っていましたね(笑)。倖田さんは当時から本当に変わらないなと思います。むしろ若返っている印象です。
倖田:ホンマに? デビュー23年目で40歳になりましたし、子どもももう10歳ですよ(笑)。MAKIDAIさんこそ、ぜんぜん変わらないですよね。私は少し前から「歳を重ねてもいい女でいたいな」と考えるようになって、メイクの仕方やダイエットを学びました。痩せすぎてしまった時期もありましたが「ちょうどいい倖田來未」をキープするために頑張っています。
MAKIDAI:自分磨きを頑張ってきたからこそ今がある、と。
倖田:「今の自分が一番美しい」と思える人生を謳歌したいんです。そのために大事なのは楽しむこと。音楽なら名前の通り「音を楽しむ」ことを大事にするようになりました。実は23年くらいの活動のなかで、忙しすぎて音楽を楽しめてない時期もあったんです。私にはコンプレックスがあったので「こんな私を好きになって!」という想いが強かった。でも、それを押し付けたら誰にも好かれない。まずは自分で自分を承認することが必要だったんだなと、今になって思います。最近は心にゆとりを持ちながらライブができているから、とても幸せです。
MAKIDAI:キャリアを重ねてきたアーティストならではの境地ですね。ライブといえば「a-nation」出演の時は一緒のバスで移動したこともありました。
倖田:あったねー(笑)。
MAKIDAI:倖田さんはいつもムードメーカーでしたね。
倖田:そんな風に思ってもらえて嬉しい! 「うるさい奴だな」と思われたら嫌だけど「場を盛り上げないと」と考える関西人なんです(笑)。
MAKIDAI:「a-nation」のステージでは最後、TRFさんの「EZ DO DANCE」に僕らも参加したじゃないですか。あの時、僕は楽屋のノリで眉毛を繋げて描いていて(笑)、そのまま登場しようか迷っていたんです。それを見て心配した倖田さんが「誰か付き合ってあげて!」と言ってくれて(笑)。この人は優しいんだなと思いました。
倖田:派手な女ほど意外と真面目やから(笑)。本当に、EXILEは一緒に道を歩んできた仲間だなと感じています。同じrhythmzoneというレーベルで音楽シーンを築いてこれたことが嬉しいです。
MAKIDAI:倖田さんはかつて、HIROさんのダンスレッスンも受けていましたよね。
倖田:そうそう。実はデビューするまで踊ったことがなくて、基礎から教えてもらいました。でも私は練習が大変だったから、いつもわざと靴紐を緩めておいて、結び直す体でサボっていたんです(笑)。そんな私の悪知恵をHIROさんは当然お見通しで、数年後「全部知ってたよ」と教えてくれましたけど(笑)。
MAKIDAI:(笑)。HIROさんはどんな印象でしたか?
倖田:16歳の私は生意気で面倒くさかったと思うけど、HIROさんはいつも笑顔の絶えない人でしたね。そもそもEXILE全員、ホンマにいつもニコニコしてる。売れる/売れないよりも前に、音楽が好きな人が集まっているかっこいいグループだなと。
MAKIDAI:僕らがいつも和気あいあいと活動できていたのも、HIROさんイズムがあってこそだったと思います。
倖田:EXILEチームは、みんな心根が優しいから常に周りからの評判が良かった。私もそれを見習っていて、バックダンサーの子たちに「恥ずかしくないように、EXILEチームみたいに礼儀正しくしてね」と、いつも言っています。ファンのみなさんはもちろん、スタッフさんや関係者の方にも丁寧に接することの大切さを学べたのは、EXILEのメンバーの背中を見てきたからだと思うので、本当に感謝しています。
MAKIDAI:HIROさんはいつも「ちょっと売れたからといって調子に乗ってしまうと、すぐに終わってしまう」と近くで教えてくれました。僕らも活動を続ける中で、経験のある方の意見は大事だなと学ばせていただききました。とはいえ、至らないことだらけでしたが。
倖田:HIROさんは本当に人を育てるのが上手ですよね。LDHでは新人をちゃんとフックアップしているのも尊敬するところです。メンバー同士の仲も良くて、「レモンサワーがあれば大丈夫」みたいな(笑)。私もライブ後に差し入れてもらいますが、LDHのレモンサワーは美味しくて、つい飲みすぎちゃいます(笑)。
【続きは『EXILE MUSIC HISTORY』にて】
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■書籍詳細
『EXILE MUSIC HISTORY』
EXILE MAKIDAI 著/監修
発売日:2月4日(土)予定
※発売日は地域によって異なる場合がございます。
価格:3,300円(税込価格/本体3,000円)
出版社:株式会社blueprint
判型/頁数:B5変形/160頁
※カバーはシルバー&箔押しの豪華仕様!
ISBN:978-4-909852-36-6
■関連情報
倖田來未 LIVE「KODA KUMI LIVE TOUR 2023 〜angeL〜&〜monsteR〜」開催
3月11日の大阪を皮切りにスタート!
詳しくは倖田來未オフィシャルサイトにて
https://rhythmzone.net/koda/live/tour.php?id=1002240