つばきファクトリー、変化していくグループの中で見つけたものとは? 浅倉樹々から継承されるプロ意識

 つばきファクトリーが『間違いじゃない  泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆  feat.KIKI』をリリース。2021年7月にメジャーデビュー後初の新メンバーとして河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃の4名が加入し、これまで得意としてきた切ない恋模様を描いたラブソングだけでなく、さまざまなジャンルの楽曲に挑戦するようになった。そんな中でリリースした『アドレナリン・ダメ/弱さじゃないよ、恋は/アイドル天職音頭』がオリコン週間シングルチャートで1位を獲得。中でも「アドレナリン・ダメ」はMVの再生回数が303万回(2月9日現在)を突破するなど大躍進を遂げている。4月には浅倉樹々の卒業が予定され、グループとしての在り方が大きく変わる中、渦中にいる4人はつばきファクトリーをどのように見ているのか、これまでの活動を振り返りながら話を聞いた。(編集部)

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つばきファクトリー『間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI』の注目ポイントを紹介

つばきファクトリーは女の子の気持ちに寄り添うような歌が得意なグループ(河西)

――4人は今回がリアルサウンドに初登場になります。まずは1人ずつ自己紹介をお願いします。

河西結心(以下、河西):山梨県出身の河西結心です。特技はフィールドホッケーとチアダンス、趣味は寝ることです。最近はパック集めにハマってます。よろしくお願いします。

八木栞(以下、八木):愛知県出身、八木栞です。生後11カ月の時から劇団四季を鑑賞していて、今でも劇団四季が大好きです。趣味はミュージカル鑑賞で、特技は両手離しブリッジです。声楽やバレエを習ってました。

福田真琳(以下、福田):長崎県出身、18歳高校3年生、福田真琳です。夢は長崎の観光大使。

一同:へぇ~!

福田:初めて言った(笑)。趣味はバレエを踊ることとバイオリンを弾くことで、最近はハーブティーとか紅茶とかいろんな種類のお茶を飲むことにハマっています。

豫風瑠乃(以下、豫風):大阪府出身、中学3年生15歳の豫風瑠乃です。好きなものは、今はチーズです。がんばるのー!

河西結心

――ありがとうございます。まずは、みなさんの加入から振り返れればと思います。4人は『ハロー!プロジェクト「Juice=Juice」「つばきファクトリー」合同新メンバーオーディション』を経て加入されましたが、加入前はつばきファクトリーについて、どういうイメージを持っていましたか?

河西:私は、すごく清楚で、女の子の気持ちに寄り添うような歌が得意なグループだなって感じていました。メンバーさんも切ない曲を表現するのが得意な方が多い印象がありました。

八木:つばきファクトリーは、「乙女心を歌わせたら右に出る者はいない」って言われているんですけど、私も本当にそのイメージがあって。つばきファクトリーの楽曲はすごく良い曲が多くて、その上に先輩方の表現力があるからこそ、そうやって言っていただけるんだなと思っていました。私は元々表現することが好きだったので、つばきファクトリーに入ってそういった表現や楽曲ができて嬉しいです。

――加入前はどの曲が好きでしたか?

福田:つばきファクトリーの楽曲は本当にすべて魅力的で大好きなんですけど、その中でもインディーズ時代の曲がすごく好きで。例えば「独り占め」とか「気高く咲き誇れ!」とか「青春まんまんなか!」とか……今でこそつばきファクトリーは大人っぽい女性像の曲を歌わせていただくことが多いですけど、インディーズ時代はまだ少女らしさが残っていて、今ではあまり表現しないような乙女心を歌っているんです。そういう初期のつばきファクトリーを楽しめるインディーズ時代の楽曲がすごく好きで、加入前はよく聴いてました。

豫風:私は、「低温火傷」が好きです。曲もすごく良いですし、切ない気持ちになるような楽曲が好きで、つばきファクトリーといえばこういう曲だなっていうイメージがありました。

――確かに、4人が加入する前は切なさや儚い楽曲のイメージが強い方も多かったと思います。加入後、最初にMVが公開された「涙のヒロイン降板劇」は失恋ソングでありながら前向きで強気な歌詞になっています。これまでのつばきファクトリーにはなかったような楽曲だなと感じたのですが、みなさんは聴いたときに率直にどう思いましたか?

つばきファクトリー『涙のヒロイン降板劇』Promotion Edit

河西:私も、初めて聴いた時は良い意味でつばきファクトリーらしくない楽曲だなと思いました。「涙のヒロイン降板劇」は「ガラクタDIAMOND」と「約束・連絡・記念日」とのトリプルA面でのリリースでしたが、その2曲はハロー!プロジェクトらしさ、つばきファクトリーらしさがある楽曲だったと思います。でも、「涙のヒロイン降板劇」はリズムからしてちょっと洋楽っぽいような楽曲だったし、声援があるライブで披露したらみんなで盛り上がれる部分もあったりするので、新しいつばきファクトリーがお見せできるんじゃないかなっていう期待がありました。

八木:私は、初めて聴いた時はかっこいい曲だなぁと素直に思いました。歌詞については、最初は頭の中で想像してはいるけど、自分の中の経験に結びついていなかった部分もありました。でも、つばきファクトリーに入ってから色々な経験をさせていただくうちに理解できるようになった歌詞も多くて、今は「涙のヒロイン降板劇」の歌詞に救われる時もあります。

――「涙のヒロイン降板劇」は、特に目立つパートが加入してすぐのみなさんに任されているように感じます。

豫風瑠乃

福田:私は2番サビ最初のフレーズ、〈涙の〉のパートを歌わせていただいています。歌割りをいただいた時はその重みをまだちゃんと理解できていなかったのですが、何回も歌わせていただくことによってそのパートに対しての想いも増してきて。向き合い方も変わりましたし、本当に新メンバー4人ともすごく大事なパートを任されていたんだなと最近になって改めて実感し始めました。

豫風:私はラスサビで〈癪なスポットライト 躱して〉というパートを歌わせてもらっているのですが、この部分は裏で岸本(ゆめの)さんがフェイクを歌ってるんですよ。私は岸本さんの歌が大好きだったので、そこを歌うとなったときに、どうしよう、みたいな(笑)。でもステージで歌い続けて、あぁ、ここってこうやってハマるんだなと掴めてきて、今は歌っていてすごく楽しいと思うし、このパートで良かったなって思っています。

――あのパートはライブで聴くとさらにかっこいいですよね。

一同:本当にそうなんですよ!

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