香取慎吾×SEVENTEEN、草彅剛主演ドラマ主題歌がバイラル好調 互いの魅力を引き出し合う絶妙なバランス感覚

 ストリングスと図太いビートが響く荘厳なイントロから、ジャジーな雰囲気に展開し、ダンサブルにまとめ上げられていく本楽曲。「タキシードが似合う音楽」をコンセプトにビックバンドやスタンダードジャズにトライした香取の最新アルバム『東京SNG』の流れを汲みながらも、SEVENTEENらしいタイトなトラックメイクに仕上がっている。また、香取の芯のあるボーカルは、ラップパートで効果的に際立ち、SEVENTEENのメンバー JEONGHAN、MINGYU、SEUNGKWANによるスムースなフロウにアクセントを加える。

香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」

 知略を尽くした駆け引きと復讐がテーマのドラマ『罠の戦争』。本楽曲の歌詞からもドラマへリンクする部分が垣間見える。〈この痛みも胸のひびも/許されないescape だから隠して〉と復讐心や戸惑いを思わせるラインや、〈I’m All In Betしないなら退いて/I’m All In 全てほら解いて/I’m All In 戻らないDiceの上/I bet on my life The winner will be me〉のような全てを賭けて復讐を遂行する決意を感じさせるラインは、まさにドラマのテーマにも通じる。

 ドラマの世界観をスリリングに盛り上げる香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」。これから物語が展開するにつれ、さらに歌詞の重みも増してくるのではないだろうか。ぜひ、ドラマと主題歌の両方を楽しみ、濃厚な「罠の物語」の世界にどっぷりはまっていただきたい。

※1:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2023-02-08

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