香取慎吾×SEVENTEEN、草彅剛主演ドラマ主題歌がバイラル好調 互いの魅力を引き出し合う絶妙なバランス感覚

 Spotifyの「Daily Viral Songs (Japan)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top Songs」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたランキング。同チャートの2月8日付のTOP10は以下の通り(※1)。

1位:WOLF HOWL HARMONY「LOVE RED」
2位:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」
3位:Masa Takumi feat. Ron Korb & Nadeem Majdalany「Sakura」
4位:えなこ feat. P丸様。「アイデン貞貞メルトダウン」
5位:ONIMAI SISTERS「ひめごと*クライシスターズ」
6位:ブランデー戦記「Musica」
7位:THE JET BOY BANGERZ「RAGING BULL」
8位:こっちのけんと「死ぬな!」
9位:BOYS PLANET「Here I Am」
10位:KID PHENOMENON「C'mon」

 2月初週のSpotifyバイラルチャートは、先週から引き続きLDHによるオーディション企画『iCON Z 〜Dreams For Children〜』発のダンス&ボーカルグループ、WOLF HOWL HARMONY「LOVE RED」が首位を獲得するなか、日本時間2月6日に行われた『第65回グラミー賞授賞式』や1月スタートの冬ドラマの影響が反映されたチャート結果となった。

 3位にランクインしたのは、グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を日本人として初めて受賞したMasa Takumi(宅見将典)の「Sakura」だ。作曲家で編曲家、プロデューサーでもある宅見による本作は、三味線や箏といった日本の伝統楽器と世界各地のパーカッションとの調和が現代的な音楽表現に結実した作品。チャート圏外から一躍3位にランクインするなど、グラミー賞受賞を契機に多くのリスナーの注目を集めている。

 そして、2位にランクインしたのは、草彅剛主演のドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)主題歌、香取慎吾×SEVENTEENによる「BETTING」である。

 本ドラマは、これまでに草彅が主演を務めた『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く、人気の「戦争シリーズ」第3弾。加えて、これまで草彅が主演するドラマの主題歌は、SMAPだけでなく松任谷由実、山下達郎、globe、Crystal Kay、サカナクションなど名だたるアーティストが手掛けてきただけあって、本作の主題歌についても発表前からファンの間で期待感が高まっていた。そんな、高いハードルを超える発表として、香取慎吾×SEVENTEENが主題歌を務めることが明らかになったのは今年の元日。ここで思い出されるのが、2004年に草彅主演ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系)の主題歌を担当した&G(稲垣吾郎)「Wonderful Life」。SMAP、新しい地図のメンバーがソロで草彅のドラマを支える座組である。そして、今回は香取慎吾だけでなく、昨年念願の初日本ドームツアーを成功させた韓国の13人組グループ SEVENTEENとの特別コラボレーションだというから、さらに心強い。昨年の夏から交流が始まったという彼ら。SEVENTEENのメンバーでグループの楽曲制作のほとんどを手がけるWOOZIと音楽プロデューサー BUMZU、そして香取慎吾が意見を交わしながらメロディ、トラック、歌詞の細部に至るまでこだわり尽くした「BETTING」。ソロ活動開始以降、さまざまなアーティストを客演に迎えてきた香取だけあり、共同制作におけるバランス感覚も抜群だ。

[INSIDE SEVENTEEN] 카토리 싱고×세븐틴 ‘BETTING’ 녹음 비하인드 (Katori Shingo×SEVENTEEN ‘BETTING’ Recording Sketch)

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