365日後のデビューを懸けて競うオーディション『WARPs DIG』とは? 次世代ボーイズグループを創出する独自のメソッド

 シーズン1では1stステージからいきなりチーム決めのためのサイファー(複数人が輪になって即興で行うダンス)が繰り広げられ、多くの参加者の票を集めた上位参加者4名のうち、順位が高い者から順に、仲間にしたい2人のメンバーを選出。2ndステージとFinalステージではソロ&フリースタイルダンスと3人のユニゾンダンスで魅せていく。ダンスの実力者が多くいながら全員のダンスレベルが秀でているため、惜しげなく繰り出される卓越したスキルや場を沸かせる力が視聴者の高揚感を高める。試合に出ないメンバーが歓声を発しながら、真剣な眼差しで見守っているのもポイントだ。

【総集編】Playback Season1|WARPs DIG

 基本的にはバトルを見守る2チームのメンバー6名が1人1票を投じて勝敗を決めるが、流石は実力派集団、時には3対3のドロー(引き分け)とジャッジされることも少なくないため、その際は代表者同士によるソロバトルにより勝敗を決定。このような場合、誰か1人の実力がチームの命運を分けるというプレッシャーや、惜しくも敗れてしまった時の悔しさはひとしおに違いない。

 シーズン1終了後、強化合宿を経て始まったシーズン2以降には新たなメンバーも加わり、バトルはさらに白熱した展開を見せる。本編をさらに深掘りして彼らの合宿生活に密着した合宿の様子は『WARPs DIG』公式YouTubeの再生リスト「TRAINING CAMP」で視聴できるので要チェックだ。パフォーマンスに惹かれたら、次は彼らのオフの表情を覗いてみるのもおすすめ。再生リスト「Off Season」には共同生活の様子や“ルーツ”についてペアで語る対談「2ROOTS TALK」、ボーカルレッスンの様子など、まさに沼に落ちた人にはもってこいのコンテンツが用意されている。

【本編】Training Camp Vol.1|WARPs DIG|Season 2

 さらに、『WARPs DIG』のコンテンツは、オーディション期間中でも画面の向こう側の世界にとどまらない。デビュー前にも関わらずこれまで4度に及ぶワンマンライブにも取り組んできた彼らは、昨年7月に行った初の有観客ライブを筆頭に、12月には4度目のライブを終え、総勢18人のメンバーによるエネルギッシュなステージングがフロアを沸かせた。ユニットのダンス&ボーカル曲で進化を見せたことに加え、『WARPs ROOTS』の持ち味であるダンスパフォーマンスはやはり圧巻。一矢乱れぬフォーメーションで圧倒したシンクロダンスに始まり、ここでもダンスサイファーやDJとのセッションが展開されるなど、まさにダンス&ボーカルグループやボーイズグループといった枠にはまらない新たな価値観が体感できるライブだった。シーズン1・2までを見るとダンスやラップが中心にも思えるが、リアルタイムの彼らはボーカルの面でも非常に高いレベルを保持していた。ライブを通じてさらなる手応えを感じながら各々の課題と向き合い、日々、より一層の研鑽を積んでいるようだ。

【1MILLON Dance Studio × WARPs DIG / ROOTS】TRAINING CAMP in KOREA|Vol.1

 現在、公式Twitterではデビューメンバーが決定する4月25日までのカウントダウンが行われている。数字が小さくなるほど、本番組が始動した2022年4月25日から“365日後”のその時が刻一刻と近づいていることを実感するだろう。しかし、残り時間はまだ十分にある。「新たにオーディション番組を見始めたいけど何を見たらいいか分からない」「新しい推しを見つけたい」「既存のグループとはまた異なる雰囲気のグループに出会いたい」ーーそんな人はこの機会に『WARPs DIG』沼に足を踏み入れてみるのはいかがだろうか。

『WARPs DIG』特集

日中混合ボーイズコレクティブ WARPs UPを輩出したプロジェクト「WARP-Syndicate」(通称WARPs)にて、…

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