ENHYPEN、日本初ドーム公演で確信したENGENEとの絆 約8万人を感動の渦に誘ったスペシャルなステージ
ライブならではの見どころとなったのは、「FEVER」のイントロに設けられたダンスパフォーマンスだ。妖しく激しく、そしてセクシーに、JAKEを核にこのセクションの物語を繋げる役目を果たしていた。JAKEも「年を越して(数え年で1歳大人になったので)、もっと大人っぽくセクシーになったと思いませんか?」と自慢気に尋ねると、NI-KIが会場のファンに同意を求め、大きな拍手が起こった。
そんなカッコいいパフォーマンスを見せていた7人だが、MCではかわいらしいさのギャップを見せつける。各人が動物の真似をして見せると、JUNGWONはタオルでしっぽを作りネコを披露。HEESEUNGはハムスターが走る場面を再現して見せた。JAY(ジェイ)がマイクを銃に見立てて「バン!」と撃つ真似をすると、客席のファンが後ろに倒れるリアクションをして「やっぱり大阪!」と盛り上がったり、SNSでバズっている「可愛くてごめん」(HoneyWorks)などで笑いを集めた。
アンコールではNI-KIが満員の会場を見渡しながら「デビューする前からずっとこの舞台が僕の夢でした。実は、日本にこんなにたくさんのENGENE(ENHYPENファンの呼称)のみなさんがいるとは思ってなかったんです。今回の京セラドームで(たくさんのファンがいることを)実感させてもらいました。2日間すごく幸せな瞬間でした。ありがとうございます」と涙をこらえながら感謝を伝えると、SUNGHOON(ソンフン)が「泣いてもいいよ」とNI-KIの肩を抱き、「楽しい思い出を作ってくださったENGENEのみなさん、頑張ってきたメンバーのみんなにも、すごくよくやった! と言いたいです」というJAYにJAKEが抱きつくなど、メンバーたちの絆の深さも見て取れた。そしてSUNGHOONは「僕たちきっとここにまた戻ってきますよね。いつになるかはわからないですが、ENGENEの皆さんはちゃんと待っていてくださると信じています。ENGENE、お前だよ! めっちゃ好きやねん!」と言って会場を沸かせた。
アンコールの「Attention, please!」では、ファンが「私たちが叶えたこの世界でずっと一緒にいよう」というスローガンを掲げてENHYPENにサプライズ。それを見てJUNGWONは「今年一番の幸せ!」と感動をかみしめた。そして最後の「Go Big or Go Home」ではトロッコでゆっくり会場を1周。メインステージに戻って最後に全員で手をつないで大きく礼をすると、7人で輪になってぐるぐる周りながら、「お疲れ!」と互いを口々にねぎらい、「またここで会いましょう!」と言いながらステージを降りていった。
デビューから止まらぬ進化を続けているENHYPEN。NI-KIが「また近いうちに会えると約束します!」と言っていたが、さらに大きくなったENHYPENが近々日本で見られることを期待したい。
※1 https://realsound.jp/2023/01/post-1240266.html
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