『iCON Z』第58話、KID PHENOMENONとTHE JET BOY BANGERZが自作の振付披露 EXILE AKIRA、NAOTOの評価は?

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第58話が12月18日に放送された。

 3つのグループに分かれた候補生たちは、1カ月後に控える中間発表と、その先に待つ武者修行に向けてオリジナル課題曲のダンスに注力していた。KID PHENOMENONはクリエイティブ・コーディネーターであるEXILE NAOTOの指導の下、第1の課題として振付バトルで対決を行い、夫松健介が見事1位を獲得。そして第2の課題として与えられた、7人各々が考えた7パターンの振付とフォーメーションを全員でパフォーマンスするという超難題に取り組み始めていた。

 1人ずつ自分が考えた振付を他のメンバーに伝えていくKID PHENOMENON。今回が振付初挑戦の川口蒼真がイメージを伝えると、わずか1時間でパフォーマンスが完成した。彼らの対応能力とダンススキルは、第一章よりもさらにレベルアップしているようだ。一方で苦戦したのは、同じく振付初挑戦の岡尾琥珀。自分の頭の中にある構成を具体的に指示して伝えることが難しいようで、他のメンバーも戸惑った様子を見せる。琥珀も必死に伝えようとするが、なかなか思うようにいかず、焦りからどんどんチーム内の空気が張り詰めていく。それを察した健介は「今すごく雰囲気悪いよ!」と冗談を言いながら場を和ませ、佐藤峻乃介も「みんな、協力して頑張ろう!」と率先して明るく声をかけた。

 このVTRを見たスタジオゲストのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの山本彰吾が、「(鈴木)昂秀も振付を作ってくるんですけど、教えるのがめちゃくちゃ下手で伝えたいことが伝わらない。それで結構言い合ったりします」と、実はTHE RAMPAGEのメンバー内でも同じようなことがよく起こっていることを明かす場面も。

 そして迎えた、振付バトルチェック当日。自分たちで曲のイメージから考えたというお揃いのデニムの衣装に身を包んだメンバーがNAOTOの前に立ち、7パターンのダンスを披露。フォーメーションも細かい振付も全く違うダンスを完璧に踊りこなした。そして1位を獲得したのは、なんと琥珀。NAOTOは「めまぐるしく変わる構成。ずっと見ていて飽きなかった。琥珀の振付だけど全員がすごく踊れている」と絶賛した。

 この課題曲の振付を担当するのは、世界的ダンスグループ s**t kingz のリーダーであるshoji。メンバーの待つスタジオに早速登場したshojiは、振付バトルでの7人全員の振付をチェックしたが、今回はメンバーの振付は採用しないことを発表。その理由は「圧倒的にshojiの振付がよかった」とバッサリ言い放つ。メンバーはその結果を真摯に受け止めていた。プロの壁を乗り越えることはできなかったが、自ら振付を考えるという経験は、彼らが曲の理解を深めることに繋がったはず。振付採用の代わりに、琥珀には曲の半ばでソロパートを披露するというご褒美が与えられた。振付バトルで大きな成長を遂げたKID PHENOMENONは、この先に待つ試練を乗り越え、デビューを勝ち取ることができるのか。

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