中島健人が語ってきた二宮和也への愛とリスペクト 映画『ラーゲリより愛を込めて』で受けるさらなる刺激

 また同年にはKing & Prince・平野紫耀と共にドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)に主演。4月期に放送がスタートする予定だったが、コロナの煽りを受けて撮影が延期になるなど、前例のない中でも平野と共に前向きな発言で視聴者を勇気づけた。続く2021年放送、小芝風花とのW主演を務めたドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ)では、中島が演じた長谷部宗介役に入り込んでいたのが印象的。まるでキャラクターをインストールしたかのように演じきった。突如Instagramに舞い降り、雑誌「THE MOST」編集長、クリエイティブディレクターという肩書で37万フォロワーを獲得。長谷部の役のままインスタライブを配信するなど、SNSの新たな活用に加えて徹底した役作りで視聴者を楽しませてくれた。

 これまで中島はジャニーズアイドルの王道をブレずに突き進み、たくさんのファンを幸せにしてきた。元々のクレバーさと年齢を重ねるごとに増す人間の深みがありつつ、尊敬する二宮からのアドバイスをまっすぐに受け止め、咀嚼、解釈しながら行動へと落とし込んだように思う。

 一方、二宮も俳優として様々な作品に出演してきた。アイドル活動に加え、バラエティではMCとして冠番組を持つほど。さらにはYouTubeチャンネルも成功させている。と同時にひとりの俳優として唯一無二の存在感を発揮。中島が追う背中は、止まりもせずいまなお突き進んでいる。今回の共演では、二宮の背中からさらに刺激を受けたのではないだろうか。先輩・後輩ではあるがライバルでもある。今作で見せる2人の共演の封切りを楽しみに待ちたい。

※1:https://www.oricon.co.jp/news/2132282/full/

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