乃木坂46「ここにはないもの」は“変化に向けたプロローグ” 林瑠奈、早川聖来、阪口珠美、金川紗耶ら新選抜のポイント解説

金川紗耶がホップ、ステップ、ジャンプで十一福神入り

 特筆すべきは、金川紗耶の十一福神入りだ。2作前はアンダーメンバー、前作で初選抜入りということを踏まえると、ホップ、ステップ、ジャンプの勢いで2列目へとステップアップしている。きつねダンスでのブームを追い風にして、10月からは『ラヴィット!』(TBS系)の月曜シーズンレギュラーとして番組に出演中。今度はお笑いコンビ「きつね」の力も借りて、やりたい放題の状態だ。『のぎおび』では回を重ねる毎にあまり緊張しなくなってきたことを話し、『ラヴィット!』が素を出せる楽しい番組だと満面の笑みを浮かべている。また、金川と同じく鈴木絢音も初の福神入り(2列目としては「最後のTight Hug」がある)。研究生からアンダーを経て、ついに福神にまで上り詰めた。鈴木の隣のポジションである金川は彼女の魅力に存分に浸かっているとのこと(「シャー!」と嫉妬する弓木奈於の影がチラつくが)。

『ここにはないもの』は、さらなる変化に向けたプロローグに

 フロントメンバーはセンターの齋藤に、山下美月、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香の5人。『Actually...』を除くと、27thシングル『ごめんねFingers crossed』からフロントはこの5人が固定メンバーとなっており、現在、そしてこれからの乃木坂46の看板となっていく4人であることが示されてきた。グループの変化を受け入れること。『ここにはないもの』は齋藤を送り出すシングルであり、さらなる変化に向けたプロローグでもある。

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