『iCON Z』第49話、男性部門第二章の22名が強化合宿へ 共同生活で芽生える団結&THE RAMPAGEによるダンスレッスンも
LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第49話が10月16日に放送された。
ついに開幕した『iCON Z』第二章。候補生の22名は千葉で行われる強化合宿へ突入した。1カ月後にはプロデューサーや審査員からの課題チェックが控えている。審査当日のパフォーマンスはもちろん、合宿中にはスタッフも審査に加わり課題への取り組みなどすべての要素がチェックされ、ランキングがつけられる。
この日のスタジオゲストにはEXILE AKIRAが登場。合宿を行う理由について「自分の帰る場所や心の余裕を遮断した場所で、より厳しい状況下に追い込んでデビューを勝ち取っていくのも必要なことなのかなと思いました」と語った。
大きな荷物を持ってバスを降りてきた候補生たちは、どこか緊張している様子だ。合宿中は24時間共同生活となる。彼らが案内されたのは、いくつもの二段ベッドが所狭しと並ぶ大部屋。DEEP SQUADのボーカリストでもある最年長27歳の比嘉涼樹は「この年になって大部屋で生活するとは思わなかったです」と苦笑いを浮かべていた。
合宿所到着からわずか20分後に早くもレッスンが開始。大ホールに集まった候補生たちに、プロデューサー陣からのプレゼントとしてウェアが配られた。名前入りのお揃いの練習着に嬉しそうな笑みを浮かべる。
一つ目の課題は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「PERFORMER’S D.N.A.」のダンス。激しく複雑な振りだが、第一章の強化合宿でのレッスンにも使われていたため、敗者復活組にとっては馴染みのある曲だ。この選曲には、敗者復活組が新たな9人に振りを教えることで交流を促すという目的が隠されていた。
Dリーガーの古嶋滝は、幼馴染でもある敗者復活組の夫松健介に「教えてや」と声をかけてすぐ一緒に踊り出す。一方、ダンス初心者のDEEP SQUADメンバー3人は、なかなか輪の中へ入っていけず、順調に練習を重ねるライバルたちを眺めるばかりだ。それでも勇気を出した宇原雄飛は、かつてボーカルスクールの後輩だった山本光汰に「教えて」と声をかけ、なんとか踏み込んでいく。
そんな中、全く知り合いのいない佐々木陸は、ダンス経験もグループ活動経験もゼロのため、上手くコミュニケーションをとれずにいた。一人立ち尽くす佐々木に声をかけたのは、敗者復活組の佐藤峻乃介。川口蒼真と一緒に、スローテンポで少しずつ振り付けを教えていく。しかし、完全初心者の佐々木は難易度の高いダンスについていけず苦戦。その様子を見かねたのか、次々にメンバーが彼の元へ集まってくる。ダンスが得意な鈴木瑠偉はもちろん、第一章では教わる側だった沓野広翔も、今度は佐々木に教える番だ。レッスンを通して距離が縮まり始める22人。ここからどんなストーリーが生まれていくのか。
初日の朝から、すでに5時間ものダンスレッスンが続いている。さすがに候補生たちの中に疲労の色が見え始める。そんな空気を打ち壊すように、大きな声を出して盛り上げ始めたのは古嶋。「イエーイ! ラスト頑張れ!」と全力で盛り上げ、全体の士気を高めていく。彼に触発された候補生たちは、最後の力を振り絞ってなんとか課題練習を終えた。
敗者復活組のマーク エイロンはこの日のビデオ日記で、「ドレッドの方がいっぱいいて最初怖いなって思ってたんですけど、話すと優しくて、ダンスも歯を食いしばってついていけるようにがんばりたい」と意気込んだ。佐藤峻乃介は「Dリーガーの皆さんのスキルがすごく高くて、めちゃめちゃ悔しかった」と素直な感情を打ち明ける。一方、Dリーガーの伊東弘之助は「楽しい雰囲気でやりつつもライバル意識はみんなある。すごいところに居させてもらってるなと思う」と話した。ダンス初心者の佐々木は「今日1日すごく悔しい思いをしたけど、あまり人と比べず自分の成長に重きを置いていきたい」と語る。