SKE48 須田亜香里、『うたコン』初出演に感涙　活動13年の感謝やグループでの葛藤を赤裸々に綴る

　SKE48 須田亜香里が10月11日にTwitterを更新した。

　2022年10月11日放送の『うたコン』（NHK総合）にSKE48が初出演し、最新シングル「絶対インスピレーション」を披露。11月1日に卒業が決まっている須田にとっては、SKE48として最初で最後の『うたコン』出演となる。放送では、本楽曲のセンター・青海ひな乃から須田への感謝の言葉が贈られたのち、ライブパフォーマンスがスタート。須田が最初からうっすらと涙を浮かべながらも、明るくパフォーマンスしていたのが印象的だった。

メモみたいなものですが、今日の私の気持ちです。 pic.twitter.com/RpK2iiuZgb

— 須田亜香里（SKE48） (@dasuwaikaa) October 11, 2022

 

　須田は放送後に、『うたコン』出演への感謝の思いをツイート。その後改めて「メモみたいなものですが、今日の私の気持ちです。」と、出番が終わったあとの涙の理由について投稿した。

　「うたコン、出番が終わったあと涙が出ました。SKE48が初めて紅白歌合戦に出た時、多くの一期生の先輩が涙を流していたあの日をことを思い出しました。その時と比べたら今日は小さな一歩かもしれないけど、今のSKE48で全国放送の生放送の番組に出演できることや、NHKホールのステージに立てることは私には大きな一歩でした。AKB48グループとしてはたくさんの歌番組に出てきた自分としては、SKE48で歌番組になかなか出られないことは、悔しいことも多かったけれど、確実に紡げているものもきっとあること。ここまで連れてきてくださった一人一人と色んな想いを共にできた13年間を素直に幸せだと思いました。」と、嬉しい思いだけでなく、これまで言えなかった悔しい思いも赤裸々に綴った。

　須田は、2009年11月にSKE48 3期生として加入し、現在はグループ最年長の30歳。松井玲奈、松井珠理奈というSKE48を象徴するメンバーが卒業してからもグループを守り続けてきた。グループで全国放送に出る機会が少なくなる中、SKE48の看板を背負ってメディアに出演し続け、先頭に立って引っ張ってきたグループ一番の功労者と言えるだろう。今回の『うたコン』出演は、卒業を間近に控えた須田がSKE48をNHKに連れてきたと言える。それだけに今回のツイートは重く、心に響く内容だ。

　「SKE48への一生分の感謝はこれからもなんらかの形で返していける私でいたいな。」と最後の項目で綴り、メンバーとスタッフに対する感謝と応援の気持ちを綴った須田。このツイートには、ファンから労いと感謝のコメントが溢れている。

須田亜香里公式Twitter