Snow Man 目黒蓮、ドラマ『silent』での“20代の制服姿”に照れ笑い 『滝沢歌舞伎』でも披露した手話を川口春奈が絶賛
9月29日にフジテレビ 湾岸スタジオにて、10月期木曜劇場『silent』(フジテレビ系)制作発表が行われ、主演の川口春奈に加え、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士が意気込みを語った。
10月6日スタートの『silent』は、川口春奈が演じる主人公の青羽紬(あおば・つむぎ)が、突然別れを告げられた目黒蓮演じる高校時代の恋人・佐倉想(さくら・そう)と8年の時を経て偶然の再会をはたし、そこに待ち受けていた現実と向き合い、寄り添っていく姿を描く完全オリジナルのラブストーリー。音のない世界でもう一度“出会い直す”ことになった二人と、それを取り巻く人々が織りなす、せつなくも温かい物語が紡がれていく。
まず作品について主演を務める川口は「すごく難しい役どころでもあり、ストーリーだなと最初は思いました。本気で紬というキャラクター、この作品を、全身全霊をかけてやらせていただきたい」とコメント。「紬自身は真っ直ぐなキャラクターだと思いますので、見ている方に応援していただける、そんなキャラクターになればいいなと日々模索しながら頑張っています」と意気込んだ。
「若年発症型両側性感音難聴」を発症し、音のない世界で生きることになった想を演じる目黒は、数カ月前から手話の練習をして撮影に挑んだという。「僕自身も手話の素晴らしさを改めて感じながら、本当に楽しんで手話を学ばせてもらっている」と語ると、自身が出演した『滝沢歌舞伎』を振り返って「『One Heart』という曲を歌うにあたって、どうしても僕がファンの皆さんに伝えたかった思いがあって。どう伝えればいいんだろうと考えた時に手話だってなって、その時に自分なりに伝えたい思いを調べて、実際に曲中で(手話を)やらせてもらった。(手話は)離れたところにいる人にも手話で自分の気持ちを伝えられる、素敵なコミュニケーションの一つだなと思って。今回こういう形で、しっかり手話を勉強させてもらえる機会をもらえたのはすごく嬉しかったです」とコメントした。さらに「手だけじゃなくて、表情だったりを含めて手話だと思うので、そういうところも大事にしながら演じられたら」と演じる上での難しさについても言及した。
川口は目黒について「想というキャラクターは、最初から手話でコミュニケーションすることが多い。これからも二人の場面で増えていくと思いますし、めちゃくちゃ難しいと思いながら頑張っています。(目黒は)完璧なんで。手だけではなくて、体で、気持ちで伝わってくるので、刺激というか、うわってなります」と絶賛。それに対し目黒は「すごく嬉しいですね。想くんは伝えたい思いや言葉を大事にしているなと思うので、そういうものが伝えられたら」と喜びをあらわにした。
紬と想の同級生で、今は紬と付き合っている戸川湊斗(とがわ・みなと)役を演じる鈴鹿央士は、自身の役柄を複雑であるとしながら、「セリフの中でも出てくるんですけど、“主成分・やさしさ”と言われるくらい本当に優しい人」と解説。目黒も「登場人物が優しくて温かくて、見てくださる方がどの役にも共感できるような作品」と語った。