JO1、ライブパフォーマンスから感じるJAMへの愛情 前向きな姿勢で努力し進化し続けるグループに
そして、言わずもがなメンバーのパフォーマンス力も格段にアップしていた。今回のライブでは「立ち位置が前」、「担当パートが目立つ」などの外的要因がなくても、全員が目立って見えた。それは歌やダンスの他、どう動いたらいいのか、言葉を発さずにどう思いを伝えればいいのか、トークでは何を話したらいいのかなどの細かな部分を含めたパフォーマンス力が上がったからなのだろう。そして、こうしたスキルが身についている核はどこにあるのかを考えてみると、彼らが持つ「前向きさ」という答えが浮かんでくる。もちろんメンバーには我々が想像する以上に大変なことは多いだろうし、時には落ち込むこともあるはずだ。だが、少なくともJAMの前ではいつだって前向きだ。JAMに輝く自分たちの姿を見せるためにメンバー同士で支え合い、努力して困難を乗り切っているからこそ、成長が止まらないのだろう。福岡公演2日目の最後で河野純喜が言っていた「俺らの人生ってさ、ワクワクするな!」という言葉通り、成長し続けることを困難ではなく楽しみと捉えているのかもしれない。彼らを見ていると、「人生楽しんだもの勝ち」という言葉を体現しているように思えてくる。
さらに、JAMへの愛もさらに大きくなっていると感じた。JAMがJO1をとても大切に思っていることは周知の事実だ。だが、それに負けず劣らずJO1のJAMへの思いも大きいとライブ全体を通して伝わってきた。これまでもJO1はJAMに思いを伝えてきており、JAMの声にも耳を傾けてきた。それはひとえに愛があるゆえ。だが、その愛がこれまで以上に大きくなっていたのではないだろうか。疲れているであろうライブ終了後にインスタライブを配信していたのも、その証拠の一つだろう。デビュー以降困難もあった彼らは、JAMがいなければ自分たちは活動ができていないということをしっかり理解している。だからこそ、JO1とJAMの絆はどんどん強くなっているのだろう。
6TH SINGLE『MIDNIGHT SUN』リード曲「SuperCali」の歌詞に、〈You can ask me. NOW What's THE next〉とある。その言葉通り、成長をつづける彼に「次はどんな姿を見せてくれるのか」と期待し続けても裏切られることはないはずだ。この先もさらなる進化を遂げていくため、まずは怪我なくツアーを最後まで走りきってほしい。
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