BE:FIRST、ファッショニスタの一面に注目 アパレルブランドのモデルからコラボまで広がる活躍
BE:FIRSTが、スポーツウェアブランド「FILA」の公式アンバサダーに就任した(※1)。日常使いもしやすいスポーツカジュアルなアイテムを着こなすショットからは、7人のファッショナブルな一面も感じられる。公式SNSや公式ECサイトでは撮影のメイキングムービーが公開されているほか、EC限定でアンバサダー就任を記念したコラボレーションコレクションも展開している。9月9日よりその先行予約受付が開始されると、該当商品が全て即日完売となる盛況ぶりを見せた。そこで今回は、ファッションの分野でも活躍の幅を広げる彼らに注目しながら、今後の可能性について考えたい。
“BE:FIRST×ファッション”と言えば、今年3月にJUNONがブランド「SYUMAN.」と「Animus.」の秋冬コレクションの合同ランウェイショーにゲストモデルとして登場。グループ初となるランウェイを飾った。183cmの長身と抜群のスタイルを持つ彼がモデル業の先陣を切るのは、ファンも納得だったように思う。さらに、9月3日に開催された『第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER』では、映画『HiGH&LOW THE WORST X』ステージに出演したRYOKIが、「X-girl」のステージにも登場。シンプルかつ洗練された着こなしで、踊るようにランウェイを歩いて会場を沸かせた。そんな彼は、グループいちの洋服好きであり、最新の流行を取り入れているグループのファッションアイコン。ストリートからモードまでオールジャンルを楽しんでいるようだ。
上記のモデル業にとどまらず、普段からファッションを楽しむ姿が窺えるBE:FIRST。一癖あるアイテムを主役にアクセサリーを取り入れたストリートコーデを得意とするSOTAは、グループ結成前からダンスカルチャーに根づいたアイテムのプロデュースも手がけるファッション上級者だ。ライブでも、フリルやリボンなどが付いたガーリー要素の強い衣装を見事に着こなしている。プライベートでは「アースカラー系とかモノクロのシンプルなものが多い」(※2)と話すMANATOは、オフショットの私服姿はカジュアルな装いでありながらもアイテム選びにこだわりを感じ、お洒落心を覗かせる。また、SHUNTOはスケボーをしていたためストリートファッション一辺倒、といった発言(※3)があるものの、着るものによって全く違った表情を見せる。90’sのようなオーバーサイズものの私服から一変、ライブではブラックスーツ姿が目を惹き、バッチリ決めたフォーマルスタイルもお手の物。今年は黒髪から金髪にカラーチェンジしたことでスタイリングの幅も大きく広がったようだ。
一方で、まだ自分のスタイルというものはないというグループ最年少のRYUHEI(※4)は、RYOKIを中心としたメンバーから譲り受けた服を着ることも多い様子。お洒落好きな年上メンバー達にインスパイアされながら自身の嗜好を探っている真っ最中ではあるが、ひとたび衣装を身に纏えばどんなスタイルでも我がものにしてしまうような、底知れない可能性を秘めているように感じる。彼がランウェイを歩く日も、そう遠くないのではないだろうか。