小湊よつ葉、ソロデビュー後初のトークイベント開催 2ndシングル発売発表とともに楽曲への思いを語る

 小湊よつ葉が8月27日、東京・渋谷TSUTAYAイベントスペースで『小湊よつ葉 デビュー感謝&2ndシングル発売記念イベント』を開催した。

 小湊は2011年からダンスボーカルユニットのメンバーとして活動後、2022年に、音楽レーベル<SOD records>より第一弾アーティストとして1stシングル『明日はときめく』をリリースした。

 今回のイベントはタイトルの通り、自身の新たなデビューの感謝と新たなシングルの発売を発表を記念したトークイベント。小湊が公に登場するのはソロデビュー後初となり、たくさんのファンが集った。以下に伝えるのは本イベント・第一部の模様である。

 主役である小湊は緊張した様子で登場。「心臓がバクバクです。人前に立つ期間が3年近く空いてるので、自分が何者かわからないような不思議な感情です」と話す。続いて「昔から知っている方もいますし、新しく私を知る方もいると思うので、ダブルで嬉しいです。マスクをしていても温かい目を感じます」とコメント。

 活動再開からデビューを経て、今は楽しみながら仕事に励んでいるという小湊。そして、これが新たな活動における最初のイベントであることを踏まえ「(みなさんが)小湊よつ葉のバージンを奪いにきたということで」とジョークを飛ばす頃には、緊張は解けているようだった。

 トークイベント本編は、ソロデビュー曲「明日はときめく」の制作についてのトピックからスタート。寒かった3月頃の制作を振り返りながら、楽曲に関しては「明るい曲調にしたい」という明確なイメージを持っていたことを明かす。

 また、この日着ていた水色の衣装はちょうどCDジャケットと同じもの。それについては「こういう透け感のある生地の洋服が好きです。自分でも似合うと思うのですが、衣装はたまたま選んでもらったので、他人からもそう見えるのかなと再確認できました」とした。

 楽曲で特にこだわったのは、セクシー女優になると決めた時の心境を綴った歌詞だったという。当時の心境を小湊は「新しいことを始める時に、たくさんの人に相談したらわけが分からなくなってしまって。人によって色々な正解があり、それを全部取り入れようとしていましたが、それがよくないと気づいた」と率直に語る。以前は決断を先に延ばし現状維持の日々を過ごすタイプだったという。

 そして「安全なことしかしなかった」と自己分析し、最終的に「新しいことをしないのも、道を進むのも自分だから、誰かに相談しない方がいい」というマインドに行き着いた。その結晶が「明日はときめく」の歌詞である。「〈私の正解は私が決める〉という部分は今聴くと尖っていますが、決断を迷っている方の背中を押せたらいいなと思いました」と語る小湊の顔に迷いはなかった。

 MVは地元・長崎県で撮影。これについては「田舎で育ったので、あまり長崎市内は知らないんですよ。でも監督さんが長崎大好きで私より街を知っていたので、長崎の魅力が詰まった映像になりました」と内情を披露。

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