ExWHYZ(イクスワイズ)、“元EMPiRE”として踏み出した新たな一歩 終焉と幕開けがともにあった全国ツアーファイナル公演

 そこから、もっともEDM色の濃い一曲である「WE ARE THE WORLD」、さらにダンスロックの「Have it my way」へと突き進んだ。「MAD LOVE」では、振りコピ、ジャンプ、クラップにフロアは包まれた。

 「エージェントのおかげで私たちはEMPiREでいられました、今日まで本当にありがとう!」というMCに導かれて「EMPiRE originals」へ。ドラマティックな曲調とともに、本編は幕を閉じた。「以上、私たち、元EMPiREでした!」と挨拶すると、会場は大きな拍手に包まれた。

 アンコールでは、EDMの要素もありつつ聴き心地はスムースなダンストラックの「FOR EXAMPLE??」をパフォーマンス。そして「EMPiREもエージェントも大好きです!」というMCの後、「I have a chance!!」へ。そして、再びメンバーは挨拶し、拍手のなかステージを去った。

 すると、スクリーンに「Wanna Dance」のMVが投影されはじめる。大沢伸一(MONDO GROSSO)プロデュースによる、ExWHYZとしての新曲だ。山田健人監督による映像は、白と青を基調としていて非常に新鮮。続けて、この日の21時から「Wanna Dance」の配信がスタートすること、2022年11月2日にExWHYZとしての1stアルバム『xYZ』がリリースされること、さらにその翌日からツアーが開始されることが映像でアナウンスされた。

 最後に、元EMPiREのメンバーがExWHYZの衣装で再登場。「Wanna Dance」の初のパフォーマンスはmidorikoを含めた6人で行いたいと述べ、これからのExWHYZの活動への意気込みも語った。そして、「私たち、ExWHYZです。今日はありがとうございました!」という挨拶とともに、この日のライブは幕を閉じた。

 EMPiREとしての歩みを忘れることなく、新たな一歩を踏み出したExWHYZ。midorikoが戻った後、6人がどんな展開を見せてくれるのか楽しみにしたい。

※1:https://twitter.com/ExWHYZ_official/status/1559880723107958784?s=20

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