木村拓哉、堂本剛、中島裕翔……後輩も憧れるジャニーズのファッショニスタたち 新たな方向性示すメンバーも

 アイドルとしてだけでなくファッショニスタとしても注目を集めているジャニーズのメンバーたち。ファッション誌でモデルを務めたり、ブランドとコラボするなど、ファッション界から熱い視線が注がれるメンバーも少なくない。本稿ではこれまでにもファッションで存在感を示してきた先輩メンバーたちに注目する。

おしゃれ番長・木村拓哉は気前の良さも桁外れ

 ジャニーズのおしゃれ番長としてはもちろん、ファッションシーンに影響を与え続けているのは木村拓哉だろう。その影響力はすさまじく、過去にはドラマで演じた役柄のヘアスタイルや着用したダウンジャケットなどが街に溢れていたことも印象に残っている。そんな木村に憧れる後輩も後を絶たないが、その筆頭ともいえるのが亀梨和也(KAT-TUN)だろう。『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に亀梨が出演した際に当時を振り返る場面があった。道を歩いていると横に一台の車が停まり、「かめ!」と声を掛けられ、見ると木村だったという。木村の自宅へ向かった後、一緒に買い物へ行ったというエピソードも明かされた。そんな亀梨を慕う後輩も多く、藤ヶ谷太輔、横尾渉(Kis-My-Ft2)や河合郁人(A.B.C-Z)、宮舘涼太、目黒蓮(Snow Man)、ジェシー(SixTONES)は正月などには亀梨の自宅に集まる関係として知られている。藤ヶ谷は後にドラマの共演をきっかけに木村とも交流を深め、行きつけのジュエリーショップに連れて行ってもらう関係であることを公式ブログに綴っていた。

 ファッションを着こなすには体型作りも重要だが、佐藤勝利(Sexy Zone)にはスーツをカッコよく着こなすためのアドバイスも行っていた。『夜中3時のイケメンサマー Season2』(テレビ東京系)に出演した佐藤は、事務所内にあるジムで木村に会ったときのエピソードを披露。木村からは「そのやり方だとスーツがキレイに見えなくなるから」といった、筋肉のつけ方への助言があったと告白していたことからも、木村が舞台やステージで常にカッコよくスーツを着こなすことを意識してトレーニングしていることがうかがえた。

 木村は自身のInstagramでもプライベートでの着こなしを公開しているが、センスの良さに加え、努力を惜しまない姿勢も多くの後輩から慕われる要因であるように思う。

新たな方向性を指し示した堂本剛

 自身もクリエイターとしてファッションアイテムのデザインや制作に関わっているのが堂本剛(KinKi Kids)だ。シンガーソングライターデビュー20周年を迎えた2022年に、これまでの活動を統括すべくスタートしたプロジェクト「堂本剛プロデュース」企画の一環としてZOZOとコラボしZOZOTOWN限定で『ENDRECHERI × ZOZO』の販売を開始。デザインはもとより、素材など細部にまで堂本剛のこだわりとセンスが詰まったアイテムは、過剰在庫を生み出さないため完全な受注生産。SDGsにも配慮したアイテムプロデュースも話題となっている。ロングTシャツやパンツ、ニット、サングラス、ベレー帽などどれも個性溢れるデザインが印象的。企画やコンセプトから制作まで、堂本剛の個性が溢れたアイテムはユニセックスで着こなせるデザインとなっており、彼らしさが窺える。このように、ジャニーズのアーティストとして活動しながらも自身のセンスを生かし活躍の場を広げていけることは、後輩達にも新たな方向性を指し示してくれたように思う。

 
 
 
 
 
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