ファンモン、マハラージャンら『Love music』出演注目アクト 人気急上昇中のOrganic Callとは?

 音楽番組『Love music』(フジテレビ系)は、様々なキャリアのアーティストが出演する番組である。老若男女を問わない大衆的な知名度を獲得したメジャーアーティストが出演するかと思えば、新進気鋭の”ネクストブレイク”が同日に出演する。7月3日の放送では、FUNKY MONKEY BΛBY'S、マハラージャン、きゃない、Organic Callというカラーも出自も異なる4組のアーティストが出演する。

【FUNKY MONKEY BΛBY'S】「ROUTE 16」MV

 この並びであれば、一番世間的な知名度が高いのは、FUNKY MONKEY BΛBY'Sかもしれない。前身グループであるFUNKY MONKEY BABYSは「あとひとつ」「ちっぽけな勇気」「告白」などのヒット曲を連発し、東京ドームでもワンマンライブを行い、『NHK紅白歌合戦』などにも出演を果たした。FUNKY MONKEY BABYSは2013年に解散するが、そこから歳月を経て2021年、ファンキー加藤とモン吉の二人体制で活動を再開。その際、グループ名をFUNKY MONKEY BΛBY'Sに変更し、今に至るわけだが、改名後の楽曲である「エール」を聴いても、彼らの根底にあるものは変わっていない。真っ直ぐでストレートな歌詞と、わかりやすい歌ものメロディ、ダイレクトに感情を攻めてくる歌い方、芸能人のフェイスアップを収めたジャケ写。おそらく『Love music』でも、彼ららしいストレートなパフォーマンスを披露するのではないかと予想される。

マハラージャン - その気にさせないで[Official Music Video]

 マハラージャンもまた、巷で大きな話題を集めているアーティストである。スーツ姿にターバンという他のアーティストにはない独特の出で立ちで、パフォーマンスを行うことも特徴的だ。この見た目から、ぱっと見では“イロモノ”と捉えられそうなマハラージャン。出世作となった「セーラ☆ムン太郎」も、そのタイトルやジャケットなどから“イロモノ”感が際立っているが、楽曲を聴いてみると、コミック的なアーティストではないことを実感させられる。というのも、パフォーマンスそのものに惹き込まれる確かな技術がそこにあるのだ。洒脱で軽妙なビートメイクの中、艷やかかつ伸びやかな歌声で魅了する。リズムに対する乗りこなしもセンスに満ちあふれており、ボーカルの節々にソウルフルなキラメキが満ちているのが特徴である。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でもその表現力が発揮されており、大きな話題を集めた。「Love music」でも、伸びやかかつスタイリッシュなボーカルが注目の的になりそうだ。

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