The Rolling Stones、伝記ドラマ制作を80億円超で契約 バンド結成やキースの麻薬中毒との格闘など描く

 今年、バンド結成60周年を迎えたイギリスのロックバンド、The Rolling Stones。ヨーロッパにて60周年記念ツアー中の彼らの最新情報が飛び込んだ。

 ロンドンのWebメディア『バング・ショー・ビズ』によると、The Rolling Stonesは彼らの伝記ドラマ制作を、5000万ポンド(約81億円)で契約したという。

 同映像の制作を手がけるのは、ドラマ『ザ・クラウン』の制作チーム。『ザ・クラウン』といえば、英国女王エリザベス2世のヒューマンドラマで、エミー賞とゴールデングローブ賞でドラマ部門作品賞を獲得した作品である。

 伝記ドラマは全16部構成で、1962年のバンド結成から1974年リリースのアルバム『It’s Only Rock ‘n’ Roll』までの彼らの活動を振り返る。

 ある関係者は、新聞社『デイリー・メール』に「本人たちはこのドラマシリーズを、彼らの“遺産”だと思っている。もし彼らがライブをできなくなったとしても、この作品は音楽と一緒に残り続けますから」と語ったという。多額の契約料は、主にソングライターを務めるミック・ジャガーとキース・リチャーズが得ると報じられている。

 同ドラマは、アメリカのテレビ局 FXネットワークで2シーズンにわたり放送されると見られているが、キャストなどの詳細は明らかになっていない。また作中では、元メンバーのブライアン・ジョーンズにも触れると見られている。また、キースの麻薬中毒との格闘や、1972年リリースのアルバム『Exile On Main Street』のメイキングも描かれるという。

参照:https://nordot.app/907995398134710272

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