北野日奈子、守屋茜、渡邉美穂……坂道グループ卒業生、相次ぐ俳優業への挑戦
北野日奈子が自身のInstagramにて、事務所「am」への所属を発表し話題になっている。「am」は乃木坂46時代に同期で“堀北コンビ”として仲の良かった堀未央奈が在籍している事務所。ほかにどのようなタレントが所属しているかなどその実態はベールに包まれてはいるものの、同じ2期生としてあらゆる困難を乗り越え、互いに信頼しあう関係性の2人がこうして再び同じ事務所に集ったということで、ファンからは大きな注目を集めている。
白石麻衣や西野七瀬を筆頭に、卒業後もそのまま乃木坂46合同会社のタレントとして在籍するのがスタンダードと言えるが、最近では生田絵梨花が太田プロダクションに、新内眞衣がセント・フォースとグループとして前例のない事務所へと所属するパターンが増えてきている。生田と新内を例に、大手事務所であれば役者業だけにとどまらず、番組MCやレギュラーへの抜擢などをプッシュできる(と思われる)が、堀もドラマに、バラエティに、ファッションイベントと多忙の日々を送っており、そこは本人の実力次第という見方もできる。
先日、北野が7月より上演となる、つかこうへいの追悼公演『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』でヒロインとして出演することが発表された。かつて欅坂46を卒業した今泉佑唯にとっての初舞台『熱海殺人事件 LAST GENERATION 46』、乃木坂46を卒業したばかりの新内が出演した『新・熱海殺人事件 ラストスプリング』と、リスタートを飾る言わば登竜門的な舞台とも言え、グループ在籍時にソロでの演技経験がほぼなかった北野にとっては今後の活動を左右する重要なステージであることは確かだ。
視野を坂道グループ全体に広げると、昨年12月に櫻坂46を卒業した守屋茜が今年4月に芸能事務所のテンカラットに所属したことを発表。前身の欅坂46時代を含め、同事務所への所属は守屋が初めてであり、乃木坂46を卒業後、役者として大きく飛躍した深川麻衣が在籍することでも知られている。自身のInstagramにて、「卒業してからは、将来の事を考えたり、自分のやりたい事が何なのか沢山考えて、それを叶えるために行動したりと、ゆっくり充実した時間を過ごす事が出来ました」(※1)と綴った守屋は、先日5月22日に舞台『我が家の家族』を終えたばかり。櫻坂46時代とはイメージの異なる黒髪セミロングは、女優への道へと踏み出した彼女の心情が伝わってくる。