JO1、「YOLO-konde」から見えるセルフプロデュース力 全員で手がけた作詞、各メンバーの特技を生かしたポイントも
4月22日、JO1が新曲「YOLO-konde」をデジタルリリースした。さらに、5月6日には同曲を制作する姿に迫った番組『This is JO1 ~Go to the Dream~』がNHK総合にて放送される。
「YOLO-konde」は韓国で活躍するボーイズグループStray Kidsの提供曲で、「目標に向かうときや自信をつけたいときにパワーをもらえる楽曲であってほしい」という思いが込められている。JO1にとってはこれまでにないタイプかつ、新たな一面が見える楽曲になっているのはさすがだ。そして同曲には、JO1メンバーによるクリエイティブもたっぷり詰まっている。
まずは、メンバー全員が手掛けているという作詞。「頂点を目指して旋風を起こす俺らについて来い」という力強い思いが込められており、これまでにないくらい強気なワードが並んでいる。例えば〈集めた視線 ここからが勝負だ〉などは、まさに今のJO1そのもの。デビュー以降新たな試みを多々行なってきた彼らだが、こうして再び注目を集めたことで勝負をしかけていくと、自分たちに喝を入れている印象で、ただならぬ気合いを感じる。だからなのか、歌い方もこれまでの楽曲とひと味違うものとなっている。JO1は比較的きれいな歌声のメンバーが多いが、同曲ではブレスのアタックが強く、かなり意識して声色も硬くしている。これも同曲だからこそ見える新たな一面だろう。