Snow Man 岩本照、目黒蓮、向井康二……映画やドラマで出演作が続々、加速する演技面での活躍

 日々、幅広い分野で活躍を見せているSnow Man。バラエティ番組や情報番組、歌番組にも多く出演しており、お茶の間での人気も確立し始めている。昨今では、ドラマや映画でも活躍を見せるメンバーが少なくない。映画『おそ松さん』は全員が主役を務め、ヒット作となったことは記憶に新しい。

 その勢いを受け継ぐように、7月8日公開の映画『モエカレはオレンジ色』で主演を務めるのは、岩本照だ。映画単独初主演となる同作で岩本が演じるのは、シャイで真面目な消防士・蛯原恭介。真面目で甘党な役どころにピッタリな上、グループ随一の肉体派だからこそ身体能力を活かしたシーンも突き詰めて演じられそうだ。実際、岩本の起用理由も「ストイックでシャイ、そして鍛え上げられた筋肉の持ち主。原作を読みながら、そんな蛯原を説得力を持って演じられるのは、岩本さん以外思いつきませんでした」と語られている(※1)。

映画『モエカレはオレンジ色』本予告【2022年7月8日(金)全国公開】

 岩本のソロ活動といえばトレーニングに関することや『SASUKE』(TBS系)の印象が強いが、俳優としてもこれまで様々な作品に出演。『BAD BOYS J』や映画『劇場版 私立バカレア高校』の頃からキラリと光る演技力を見せていたが、それは今も健在だ。例えば、2021年放送の『やっぱりおしい刑事』(NHK BSプレミアム)で演じたのはテレビ番組のディレクター役。作風に合ったコミカルさを出しつつも、決してオーバー過ぎないナチュラルな演技を見せていた。初単独主演となる『モエカレはオレンジ色』でも、役の特徴を捉えた演技を発揮しそうだ。

 さらに、目黒蓮も今冬公開予定の『月の満ち欠け』、2023年春公開予定の『わたしの幸せな結婚』と映画出演が2本控えている。目黒といえば、昨今Snow Manの中でも積極的に演技の仕事に臨んでいるメンバーだ。過去にもテレビドラマや舞台で演技経験を積んできているが、目黒に注目が集まったのは警察学校の真面目な優等生役を演じた2021年正月放送の『教場Ⅱ』(フジテレビ系)だろう。さらに2021年10月期には『消えた初恋』(テレビ朝日系)で誠実で硬派な男子高校生・井田浩介役を演じ、話題になった。どちらかといえば真面目なタイプの役が多い印象だが、『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の半兵衛役では、狂気に満ち溢れる演技も見せている。まだ出演作は多くはないが、着実に実力を示している印象だ。『月の満ち欠け』、『わたしの幸せな結婚』という2つの大きな作品で、さらに“演技班”としてのポジションを確立していくのだろう。

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