プロダンスリーグ『D.LEAGUE』第2シーズンROUND.9 SEGA SAMMY LUXが怒涛の3連覇&総合ランキングでも堂々首位へ

『D.LEAGUE』第2シーズンROUND.9レポート

 日本発のダンスプロリーグ『第一生命 D.LEAGUE 21-22』ROUND.9が3月21日に行われ、SEGA SAMMY LUXが95.5点(75.5+20)で3試合連続となる優勝を果たした。

 第2シーズンとなる今大会の参加チームは、昨年に引き続きavex ROYALBRATS、KADOKAWA DREAMS、KOSÉ 8ROCKS、CyberAgent Legit、SEGA SAMMY LUX、SEPTENI RAPTURES、FULLCAST RAISERZ、Benefit one MONOLIZ、USEN-NEXT I'moonの9組と、新たに加わったdip BATTLESとLIFULL ALT-RHYTHMを合わせた計11チーム。

 レギュラーシーズンは全12ラウンドとなっており、各チームが8人編成・2分から2分15秒のパフォーマンスで争う。そしてレギュラーシーズンの上位4チーム、ワイルドカード枠2チームによるチャンピオンシップで勝者が決定する。

 ROUND.8は男性のセクシーさを前面に出したSEGA SAMMY LUXが2連覇。FULLCAST RAISERZ以来の3連覇を果たすか、それとも他のチームが止めるかが見どころとなっていた。

 今回の審査員を務めるのはDANCER JUDGEとしてSTEZO、PInO、KATSU ONE、JuNGLEの4名、ENTERTAINER JUDGEとしてテリー伊藤、キンタロー。、TAKAHIRO、本田武史の4名。さらに別途で加わるオーディエンスポイントも勝負を左右する。

 先発はBenefit one MONOLIZは、「葛飾北斎の赤富士と黒富士」をテーマに双子のANRIとKANNAをフィーチャー。和の要素と持ち味のヴォーグを組み合わせた内容で64点(STEZO8.5/PInO9/KATSU ONE8.5/JuNGLE8.5/テリー9/本田7/TAKAHIRO7/キンタロー。6.5)を得る。

Benefit one MONOLIZ

 続いて「オーディション」を表現したUSEN-NEXT I'moonが62.5点、「様々な色のヒーロー」を掲げつつ流行を上手く取り入れたavex ROYALBRATSは67点。CyberAgent Legitは彼ら流のヒップホップを体現したが、STEZOから展開のスピードのなさを指摘されるなど63.5点に留まった。

 2連覇中のSEGA SAMMY LUXは勢いが止まらない。昨シーズンで思うように点数の上がらなかったという、カンフーを組み込んだショウケースをブラッシュアップして再演。キンタロー。も「構成力とエネルギーを感じました」と唸ったこの演技が、リーグ最高得点タイ、そして自身最高得点となる75.5点(STEZO9.5/PInO9.5/KATSU ONE9.5/JuNGLE10/テリー9/本田9/TAKAHIRO9/キンタロー。10)を叩き出す。

 そして前節で先ほどのリーグ最高得点を出しながら敗北を喫したKADOKAWA DREAMSが登場。箱を上手く使った演技で検討するが68.5点(STEZO9/PInO8.5/KATSU ONE8.5/JuNGLE7.5/テリー8/本田9.5/TAKAHIRO8/キンタロー。9.5)と1位には届かず。

KADOKAWA DREAMS

 我が道をいくLIFULL ALT-RHYTHMはSPダンサーに三東瑠璃を迎えたアーティスティックな作品を提示(66.5点)、1位を守るFULLCAST RAISERZはクランプとアフロダンスの融合で新たな境地を見せた(68.5点)。

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