Snow Man 岩本照&佐久間大介の“ニコイチ”はなぜ尊い? 信頼と笑顔でつながる2人
「ジャニーズJr.最後の夜」を渋谷、原宿で一緒に過ごして、デビューシングルをフライングゲットし、ラーメンを食べたーーそんな思い出を語り合うのは、Snow Manの岩本照と佐久間大介の2人だ。
2月2日、Snow ManのYouTubeチャンネルにて公開された動画「Snow Man「佐久間大介のこと覚えてる?」昔はとがってたよね~!?」では、前述のエピソードを含め、2人の仲の良さをひしひしと感じ取ることができる。
彼らは自他共に認める正真正銘の“ニコイチ”で、それはそのままファンの間では“いわさく”(岩本と佐久間の苗字から取った愛称)に次ぐほどポピュラーな愛称となった。
6人体制だったジャニーズJr.時代から、Snow Manのダンスを牽引してきた2人。リーダーである岩本照は、母の勧めで小学校1年からジャズダンス教室に通い始め、自身のダンスの腕前を試すために小学校高学年でジャニーズ事務所へ応募。連絡が来るまでにヒップホップなど別ジャンルにも挑戦し腕を磨いていたという実力派(※1)。その一方で、佐久間大介は、幼い頃にバレエを習い培った、しなやかなダンスが魅力的だ。
そんな彼らの初めての出会いは2006年9月30日・10月1日に代々木第一体育館で開催された『you達の音楽大運動会』という名目の、ジャニーズJr.によるコンサートだという。先にジャニーズJr.として活動していた佐久間と、オーディション等を終え、ジャニー喜多川に呼び出された岩本。そこで突然決まったのが「赤青ダンス対決」だ。岩本は経験のないバレエで佐久間大介と闘うことになる。
動画の中で当時を語る2人からは、今の和やかな印象からは想像できないほどの上下関係が窺える(当時をトゲトゲ時代(阿部ちゃんを除く)とも振り返っている)。しかし、根底にある「ダンスへの熱意」が2人の絆を強くしているのかもしれない。
強い絆や信頼を基盤にしながらも「ニコイチ」にはファンに「尊い」と思わせる愛らしさがある。筋肉質な見た目や、質実剛健な性格や身のこなしから、クールに見られがちな岩本と、弾けるような笑顔や「アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介です!」という定番の自己紹介とともにバラエティでもお馴染みの存在になりつつある佐久間。2人は一見真逆のイメージを持つ。しかし岩本は笑った途端に目尻にくしゃっとしたシワが表れる、とてもスイートな笑顔の持ち主だ。その表情を引き出すことが多いのが、佐久間大介なのである。