BTS JUNG KOOKがVに続いてフォロワー数3000万人突破 個人Instagramに見える7人のカラー
メンバーのアカウントに対して積極的にコメントをしていくムードメーカーっぷりをInstagramにおいても発揮してくれるJ-HOPEのアカウント(@uarmyhope)は、すべてトイカメラで撮影されたかのような統一感のあるデザインが印象的。あえてピンボケやブレを楽しむような画像は、どこか懐かしさを感じさせる温かさと、写真で遊ぶという面白さを呼び戻してくれる感覚になれる。休暇中、家族旅行へと出かけた際にもカメラを片手に楽しんだようで、さまざまなテイストの写真をアップ。最近ではコーディネートを紹介する投稿も続いている。そんな洗練された写真たちにJINが「ファッションが生意気だな」なんてちょっかいを出すコメントをつけたかと思えば、JINがイチゴをくれたと報告するストーリーが上がったのも微笑ましい。J-HOPEとJINのやりとりも注目していきたいところだ。
そんなJINのアカウント(@jin)は、メンバーのなかで最も食べ物の登場が多い印象だ。誕生日付近には韓国の伝統としてよく飲まれているわかめスープがアップされ、休暇時期には「マジで暇で退屈だよ」と手作りと思われる卵料理の写真をアップ。そしてイチゴ狩りを楽しんだのか、ビニールハウスの中に佇む写真も。これには「イチゴ? 僕に黙って?」と返信したJ-HOPEを筆頭に、メンバーがコメントを返信して食いついていくのが楽しい。リアリティ番組『In the SOOP BTS ver.』シリーズで、JINが食事を作るとメンバーが集まってくる様子がInstagram上で再現されているかのような風景だ。
“らしさ“が伝わってくるといえば、相変わらずアートや読書を愛する日常が綴られるRMのアカウント(@rkive)の安定感は抜群。RMが目にした絵画、美術作品、読んだ本……面白い動きをするアイテムがあれば動画で紹介することも。こうした一つひとつのインプットが、彼の音楽活動につながっているのだと思うと実に感慨深い。そこにRMが『アーティストメイドコレクション』で自ら企画した「たい焼き風鈴」も多くの作品たちと並んでアップされているのも彼のチャーミングなところ。さながらこのアカウントはRMがセレクトしたお気に入りの作品を眺めることのできるプライベートミュージアムのようだ。
同じくプライベートな心の中を共有する感覚に浸れるのが、SUGA(@agustd)のアカウント。最初の投稿から、赤一面の画像と共に「インスタ難しすぎる」と本音でぶつかっていくところがなんともSUGAらしい。VがYouTubeで学べるといったアドバイスを送ったり、J-HOPEが絵文字で励ましたり、JINが「この赤いのは何?」とツッコミを入れてもSUGAはリアクションをせずに過ぎ去っていく。その後の投稿も多くが無言だ。たくさんの言葉がつぶやかれるSNSの中で、これほどの静けさを感じられるアカウントも唯一無二かもしれない。赤く染まった夕空、海辺に浮かぶ月、伸びた自分の髪……刻一刻と移り変わる世界をときには立ち止まってじっくり味わう喜びを教えてもらえるようだ。
Instagramの個人アカウントを眺めるだけでも、これほどそれぞれのカラフルな世界が広がるとは。BTSの魅力を一言では語りきれないわけだ。一人ひとりが長期休暇を経て、2022年はさらにパワーアップした活動とより個性溢れる投稿を見せてくれるのではないかと期待が高まる。