2021年クリスマスソングの大本命? 鈴木鈴木「ホワイトキス」がTikTokで大ヒット中

ホワイトキス - 鈴木鈴木【Official Music Video】

 鈴木鈴木のクリスマスソング「ホワイトキス」が人気急上昇中だ。11月18日に配信リリースされた同曲は、早速TikTok内でミーム化。カップル動画やイルミネーションを映した動画など楽曲自体と親和性が高そうな内容のものだけではなく、おでかけスポットや飲食店を紹介するアカウントの動画、家族や友人との日常を収めたVlog系動画のBGMなど様々な動画で使用されていて、“TikTokユーザーならばこの曲を耳にしない方が難しい”というレベルにまで来ている。

@aaa_tsushi_

クリスマスやイルミネーションでやってほしい!! #あああつし #TikTok教室

♬ ホワイトキス - Suzukisuzuki

@mashumico

なんでも笑い合える嫁ちゃん本当にいつもありがとう😎by旦那#ホワイトキス #平和な日常

♬ オリジナル楽曲 - 鈴木鈴木

 鈴木鈴木といえば「海のリビング」のヒットも記憶に新しく、“夏の「海のリビング」、冬の「ホワイトキス」”といった具合に季節を彩る楽曲を2曲連続でヒットさせた形だ。各種ストリーミング配信サービスでも多く再生された「海のリビング」は「JAPAN Heatseekers Songs」で2週連続首位を獲得(※1)。クリスマスに向けてさらなる加速が期待される「ホワイトキス」のチャート動向にも注目していきたいところだ。なお、12月8日公開の「JAPAN Heatseekers Songs」では初登場3位に位置付けた(※2)。

 しかし、そもそも鈴木鈴木とは何者なのか。今年に入ってから名前を見かける機会が急速に増えたため、気になっていた人も多いだろう。鈴木鈴木は、兄の十夢、弟の聖七による兄弟ユニット。特徴的なユニット名は、2017年に音楽バラエティ番組『Momm!!』に出演した際、MCの中居正広が命名したという。当初はライブハウスシーンで活動していたが思うように結果が出ず、ライブ活動を一度中断、方針を切り替えSNSに力を入れるようになったのが2019年2月(※3)。兄弟だからこその息の合ったハーモニーはもちろんのこと、時には学校の制服を着て、時には河川敷であぐらを掻きながら歌う2人の姿が“エモさ”に拍車をかけ、いくつかのバズを生んだ。2020年12月に配信した「君と僕はさ」が初のオリジナル曲で、この曲によってさらに認知を広げていく。因みに、「君と僕はさ」も「ホワイトキス」同様ウィンターソングで、「ホワイトキス」は“「君と僕はさ」を超える曲を”という気持ちで制作された曲だそうだ(※4)。

@mukkana0510

冬はエモいな~#エモ動画 #ホワイトキス #カップルの日常

♬ オリジナル楽曲 - 鈴木鈴木

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