櫻坂46 菅井友香、なぜ多くの人を引きつける? 根底にある明確なプロ意識

 櫻坂46の菅井友香が11月29日に26歳の誕生日を迎えた。前日の28日には、かねてより親交の深い土生瑞穂とともにSHOWROOM配信を実施し、ファンからのお祝いコメントを読み上げつつ、今年一年を振り返っていた。配信の途中には同期の上村莉菜と渡邉理佐が飛び入り参戦。仲間のサプライズに喜びつつ、和気藹々とした雰囲気でトークを展開していた。

 思えば今年、菅井個人としてはラジオ番組『レコメン!』(文化放送)のレギュラーを卒業したり、5年連続で務めていた日本馬術連盟「馬術スペシャルアンバサダー」の活動も終了した。しかしその一方で、『日経エンタテインメント!』にて連載していたものを一冊にまとめた著書『あの日、こんなことを考えていた』を発売し、来年はミュージカル『カーテンズ』に出演することも決定している。加えてプライベートでは新しくゴルフを始めたりと、変化と挑戦の年であったようだ。配信では「来年はさらにグループとして飛躍の年にしたい」と宣言。個人のことだけでなく、キャプテンとしてグループのことも常に考えている姿勢がうかがえた。

 2015年にグループに加入して6年が経った今年。2017年に欅坂46のキャプテンに任命されて以来、ずっとグループを引っ張ってきた。今年1月には今後もキャプテンを継続することが発表されたが、二人三脚で頑張ってきた副キャプテンの守屋茜はすでに卒業を発表している。他の多くの同期もすでにグループを去り、卒業後の活動によって存在感を示している者も出てきた。そういう意味では、今のところ彼女はグループに在籍しながら個人としてのステップアップを目指しているようだ。

 そんななか、櫻坂46が出演するイオンカードのWEB企画にてメンバーMCの新企画「友香が言うから」が始動した。おでん屋の女将に扮した菅井が、メンバーたちの本音を引き出すというものだ。Vol.1では2期生メンバー4人がゲスト出演し、先輩後輩の上下関係を感じさせない和やかなムードで会話が弾んでいた。Vol.2でも、前述したSHOWROOMに駆け付けた同期の渡邉から、グループ最年少の山﨑天まで、分け隔てなく接しやすい穏やかな空気で進行。たまに無茶振りが飛んだり、菅井がイジられるシーンもあり、メンバーから愛されていることが伝わる内容になっている。冒頭の小芝居に彼女の愛らしい人柄が滲み出つつ、一貫して同期にも後輩にも慕われる優しいキャプテンであることが分かるものだった。

櫻坂46メンバー新MC企画 友香が言うからVol.1
櫻坂46メンバー新MC企画 友香が言うからVol.2

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