dreamBoat所属 風男塾、ael-アエル-、BOPの15人が勢揃い コラボステージも披露した『#だんぱら_フェス4』レポ

 風男塾、ael-アエル-、BOPによる男装アイドル総合エンタテイメントプロジェクト・dreamBoatが12月4日、『#だんぱら_フェス4』を開催した。dreamBoatは12月1日に、風男塾、ael-アエル-、EUPHORIA(11月14日に活動終了)の3ユニットでの合同シングル『夢限大セイリング』をリリースしたばかり。今回で4度目の開催となる『#だんぱら_フェス4』は、dreamBoatの所属グループが一堂に会し、グループの垣根を越えたコラボパフォーマンスも見られることなどで好評だ。また、今回の公演は、EUPHORIAに所属していた翔咲心、海憧乙綺に加え、新メンバーの彩浪遥斗、流雅真紗斗の4人によるユニット・BOPを初お披露目することもアナウンスされており、より注目を集めていた。開演前にはdreamBoat研究生によるオープニングアクトもあり、堂々としたパフォーマンスで会場を盛り上げる役目をしっかり果たしていた。

 本公演は、「キラッとL☆VE」でスタート。13人のメンバーがステージに集結すると、一気に華やかな空間が出来上がった。序盤から元気なパフォーマンスを届けたメンバーたち。メンバー同士がアイコンタクトをとるなどの交流が垣間見えると、dreamBoatの仲睦まじい雰囲気を確認できた。

 最初のMCでは、1部で初お披露目となったBOPの新メンバー2名も登場した。グループ毎の自己紹介でBOPは早速 “BOPポーズ”を披露。両手を用いて初めて完成版になるとのことで、他のグループのメンバーも一緒に挑戦してみるなど、BOPのこれからの活動に期待したくなる場面であった。その他に、同公演の注目ポイントや意気込みなど、ael-アエル-の有光陽稀を中心にスムーズにMCが進んでいく。一曲目終了後からすぐにアットホームで楽しい空間を提供できるのは、dreamBoatのメンバーの仲の良さ故だと言えるだろう。

 次はユニット毎のパフォーマンスへ。最初に披露したのはBOPの「サヴァイバー」。来年に4人体制初のシングルとしてリリースされる同楽曲の見所は、新メンバーである真紗斗の安定感あるボーカルだろう。もう1人の新メンバーである遥斗もキレのあるダンスで目を引き、2人ともBOPのコンセプトにぴったりであった。ハイキックも炸裂する同楽曲で、大型新人としてのイメージを浸透させた。続いて、ael-アエル-が登場。ロック調の楽曲「Hopper!!!!!」で客席を煽ると、高い歌唱力で会場のテンションをさらに盛り上げた。風男塾はグループの代表曲ともいえる「チェンメン天国」を披露。紅竜真咲がステージ復帰後の久々の6人でのステージであった。曲中に甘い台詞が多く登場する同楽曲で、男装アイドルならではの圧倒的な空間を演出した。

 本公演初のコラボステージは、新メンバーを含むBOPメンバーとael-アエル-メンバーによる「廻れ風ぐるま」(風男塾)。日頃のグループ活動とは異なる爽やかな魅力をアピールした。また、曲中でのアイコンタクトも多かったことに関して、BOPは「めちゃくちゃ嬉しかった」などと感想を言うと、ael-アエル-の逢坂朔玖とBOPの乙綺がその発言に対抗するかのように手を繋ぐなど、和やかなMCが続いた。

 その後も各グループの個性が大いに発揮されるステージが続く。風男塾は「LIKE A RAINBOW」で元気いっぱいのステージを、BOPは「Don't stop the music」で高いパフォーマンスレベルをアピール、ael-アエル-はメジャーデビュー曲「終わりなきラプソディ」でグループの壮大な世界観を一気に作り上げた。続いてのコラボではそんなael-アエル-の「白幻」に、風男塾メンバーとBOPメンバーが挑戦した。難易度の高いパフォーマンスを見事にやりきった5人。しかしその後のMCでは、そのかっこよさとは裏腹に登場ギリギリまで半分以上のメンバーがいないハプニングもあったそう。さらには、風男塾・神那橙摩が前述の「LIKE A RAINBOW」登場後におにぎりを頬張っていたことも暴露されるなど、コミカルな話題で盛り上がった。

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