乃木坂46 生田絵梨花、「10年の歩み」から白石麻衣&高山一実との思い出明かす 「懐かしくも若いなという感じ」

 “乃木坂はどんなグループか?”という質問に遠藤は「温かいグループ。加入して3年間、先輩方の優しさを身にしみて感じている」、鈴木は「愛に溢れたグループ。メンバーそれぞれ色んな場所で活躍していて、その原動力みたいなものがグループのためだったりするので、素敵なメンバーに囲まれているし、愛のあるメンバーだと思う」、久保は「常に未来を考えるグループ。今が本当に幸せで、すごく楽しくて、みんなのことが大好きっていう環境なのに、未来はどうやったら幸せになるのか、どうやったら空気感がそのままなのか、常に模索しながらみんなで前に進んでいっている」とコメント。そして生田が「メンバーはこの10年間で入れ替わってるんですけど、常に柔らかい空気感があって、でも根底には熱いものや負けず嫌いの強い部分があって。その精神がずっと受け継がれてきている。グループのカラーはいつの時代も、今ここにいるメンバーが作ってきていると感じている」と語ると、メンバーたちも柔らかい笑顔を見せた。

 2021年の振り返りと2022年の抱負について、遠藤は「(2021年は)一歩踏み出して、自分自身が大きく変わっていかなきゃいけないとたくさん強く感じた年。先輩に甘えて頼ってきた分、来年はこんな私でも頼ってもらえる存在になりたいな、と来年は成長できるようにと思ってます」と言うと会場から拍手が沸き起こった。久保は「(2021年は)個人的にはメンバーのいない環境でのドラマや舞台を初めて経験して、自分のやりたいことが形になった嬉しさがありつつ、外の世界を知ったことで自分の未熟さを痛いほど感じた年。来年はグループとして初めて日産スタジアムでのバースデーライブも控え、挑戦の年になると思うので、個人としてもっとグループの力になれることをやっていきたい」と力強く語り、鈴木は「2021年はたくさんライブをやらせていただいた年。来年もたくさんの方にお会いできる機会があったらいいなと思っていて。先輩方が抜けてしまって、オリジナルメンバーがいなくなってしまった曲もあるけれど、後輩として大切に歌い繋いでいける年にしたい」と話す。

久保史緒里

 そして今年いっぱいで卒業が決まっている生田は「この1年は、後輩とすごく仲良くなれたんじゃないかな。何かあった時に後輩に頼らせてもらうこととか、甘えちゃうことが本当に増えたので、すごく感謝しているし、この1年が充実してたなと思います。今年いっぱいで卒業するので、みんなと一緒の目標は持てないんですけど、1人になって新しく何をしたいのか、みんなにどういう姿を見てほしいのかというのを探しながら見つけていく1年にしたいと思っています。そして乃木坂のファンとして、これから応援していきたいと思います」と、卒業後についても語った。

 最後に生田が代表して「この10年という記念でアルバムが発売でき、自分たちも“あっ、こんなことがあったんだ”と改めて振り返れるような映像をまとめていただいたので、ぜひみなさんと一緒にこの10周年を振り返れたらと思っています。ここまで私たちを支えてくださって本当にありがとうございます。今後も乃木坂46をよろしくお願いします」とメッセージを送った。

関連記事