岡崎体育、温かく幸福感に満ちたワンマン『めっちゃめちゃおもしろライブ』レポ 全国ツアー開催も発表
岡崎体育が11月23日にワンマンライブ『めっちゃめちゃおもしろライブ』を横浜アリーナで開催した。開演前の注意事項アナウンスを本人が担当し「お母さん、実家に送った関ジャニ∞のCD持ってきてくれてる?」などと小ネタを挟んだトークを繰り広げたりと、開演前から笑わせて「おもしろライブ」を作っていた。しかしライブはクールなパフォーマンスでスタート。青いレーザー照明が飛び交う中、会場を埋め尽くす大観衆の前に、鮮烈に登場した岡崎。オープニングナンバー「Okazaki Little Opera」の爆音が鳴り響くと、キレのあるラップで観客を盛り上げる。そしてLEDスクリーンに自身の名前やロゴマークがド派手に登場する映像をバックに「Championship」を披露。サビでは拳を上げ「飛べ!」と叫ぶ岡崎。それに応えるようにペンライト掲げて飛び跳ねる客席。のっけから会場を熱狂の渦に巻き込んでいく。
MCでは数日前までチケットが500枚余っていたものの、Twitterで宣伝して完売させたことを伝える。ツイートを見てチケットを買ったファンに「ナイスベイビー!」と感謝を伝えてから、以前からチケットを買っていたファンには「本当にありがとう」と丁寧に感謝を伝えた。続く曲はライブやフェスのクイックレポートをネタにした「Quick Report」。「観客のボルテージは一気に最高潮に」とレポートに書かれたことが嬉しかったため、楽曲の歌詞にも同じフレーズを取り入れたと語る。その歌唱部分では、まさに「観客のボルテージは一気に最高潮に」な盛り上がりをみせた。MCでは他のアーティストや野球選手、力士のタオルを掲げる客席に反応する岡崎。「ヤバT(ヤバイTシャツ屋さん)はすぐに降ろせ! スワローズのタオル、セ・リーグ優勝おめでとう。秦 基博も降ろしなさい。たしかに俺と顔似てるけど、間違えて来てない?」とタオルの1つひとつにツッコんでいく。
「おっさん」でMVの映像をバックに歌い温かな空気を作ったかと思いきや、代表曲「FRIENDS」ではペンギンの“てっくん”が岡崎の首元に噛み付くショッキングな演出で戦慄させたりと、緩急が激しいライブが続く。「Twitterで“ポケモンの曲をやるなら行く”というリプがきたから」という理由で、『ポケットモンスター』の主題歌に使われた「キミの冒険」「ふしぎなふしぎな生きもの」も披露。会場の子ども達を喜ばせる。前半戦最後は「Eagle」。「岡崎体育の音楽で踊りたいやつは手を上げろ!」と叫ぶと、会場はさらに盛り上がっていった。演奏を終えると「後半へ続く!」と言って5分間の休憩へ。