岩橋玄樹、ジャパンサポーターとして“ABUSE IS NOT LOVE”について発信 「愛情表現だと思っても相手にとって辛いこともある」
岩橋玄樹が、11月24日にイヴ・サンローラン・ボーテが行うCSR活動「ABUSE IS NOT LOVE」の会見に登壇。今回のテーマである「ABUSE IS NOT LOVE =暴力は愛じゃない」について語った。
「ABUSE IS NOT LOVE」は、イヴ・サンローラン・ボーテがグローバルに取り組む活動。恋愛関係における親しいパートナーからの身体的、性的、精神的、経済的な暴力をABUSEとし、9つのABUSEのサインを挙げてその認知を広めることを目指す。2020年の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」である11月25日より日本でも活動をスタートし、日本での認知にも取り組んでいる。
会見では、女性が親しいパートナーから受ける暴力の実態をスライドで示すと、モデルのローラからのビデオメッセージを上映。さらに、「ABUSE IS NOT LOVE」ジャパンサポーターとして岩橋玄樹が「親しいパートナーからの9つのABUSE(=暴力)」のリストもとに活動についての思いを語った。
シックなジャケットを身に纏い登壇した岩橋は「普段はあまりこういう恰好はしないんですけど、今日これを着て鏡を見たらすごい似合っていてびっくりしました。今日はイヴ・サンローランのアイシャドウとリップをしたんですが、すごくテクスチャ―がいいです」と笑みを浮かべる。衣装やメイクで気合が入るか、という司会の質問に対して「入りますね。大人になった感じがします」と柔らかい表情で語った。
ジャパンサポーターとしてのオファーが来たことに対し、「本当に嬉しかったです」と語る岩橋。「16歳から24歳の方で起こりやすい問題なので、今24歳の僕が発信していくことで若い世代の方たちに届けばいいなと思っています」と当事者の同世代のサポーターとしての意気込みを語った。
「ABUSE IS NOT LOVE」の活動に関して聞かれると、「素晴らしい取り組みだと思います。この問題を知っているか知らないかで、今後そういった状況に出会ったときに取れる行動は違うと思います。まずは知ることが大切だなと感じました」とコメント。
9つのABUSEのサインを見ながら岩橋は「意外と身近に起きそうなことばかりだし、自分もスマホを見られて嫌なことはあります」と身近な体験を交え、「僕も嫉妬してしまうこともあるので気をつけないといけないなと感じますね。愛情表現だと思っても相手にとって辛いこともあるので」と身近な人を傷つけてしまう可能性が近くに潜んでいることにも触れた。